本日の新聞記事
国立がんセンター名誉総長、垣添忠生氏の文章です。
「感染症対策」、「国民の安全守る重要課題」、との見出し。
基本的には、今の新型インフルエンザという感染症の流行に対しての文章だと思うのですが、
{次いで、がんと感染症の話}との記述。(以下抜粋)
ヒトパピローマウイルス(HPV)…100種類くらいが知られているが、
中でも、HPV16、18型は子宮頸がんの原因ウイルスとして特定されている。
その関係を証明した業績によりドイツの博士はノーベル賞を2008年に受賞。
そして、HPV16,18に対するワクチンが開発され、
世界約100ヵ国で既に承認され、2社から発売されている。
日本でも承認中で早ければ今年中にも承認の見通し。
子宮頸ガンを予防する上で、このワクチンの有用性と安全性は既に確立されている。
問題が二つあり、
1、性交渉未経験の10代前半の女児にうつこと。
2、3回接種する必要があり、費用が計約4万円であること。
12才女児全員に接種すれば、子宮頸ガンにかかる人、死亡者を共に70%減らせる、
とする試算もある。
これまでのところ、新たな医療費の増加の懸念からか、この議論が封印された感があるのは遺憾である。
--------------------------------
以下、胃ガンのピロリ菌対策にも触れられています。
私の場合は、ウイルスが原因でない為、ワクチンは無関係ですが、
将来を見据えて、早く安価で気軽にワクチン接種ができる時代が来ることを願います。
でも、産婦人科で接種は女児にも抵抗がありそうだし、お医者さんも他科より多忙らしいから、現実的には、まだまだ課題が多そうに思えます。
※今日の写真は天皇陛下銀婚式の時の東京タワーのライトアップ。
非常に見づらいです。ほとんど真っ黒…ごめんなさーい。
国立がんセンター名誉総長、垣添忠生氏の文章です。
「感染症対策」、「国民の安全守る重要課題」、との見出し。
基本的には、今の新型インフルエンザという感染症の流行に対しての文章だと思うのですが、
{次いで、がんと感染症の話}との記述。(以下抜粋)
ヒトパピローマウイルス(HPV)…100種類くらいが知られているが、
中でも、HPV16、18型は子宮頸がんの原因ウイルスとして特定されている。
その関係を証明した業績によりドイツの博士はノーベル賞を2008年に受賞。
そして、HPV16,18に対するワクチンが開発され、
世界約100ヵ国で既に承認され、2社から発売されている。
日本でも承認中で早ければ今年中にも承認の見通し。
子宮頸ガンを予防する上で、このワクチンの有用性と安全性は既に確立されている。
問題が二つあり、
1、性交渉未経験の10代前半の女児にうつこと。
2、3回接種する必要があり、費用が計約4万円であること。
12才女児全員に接種すれば、子宮頸ガンにかかる人、死亡者を共に70%減らせる、
とする試算もある。
これまでのところ、新たな医療費の増加の懸念からか、この議論が封印された感があるのは遺憾である。
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以下、胃ガンのピロリ菌対策にも触れられています。
私の場合は、ウイルスが原因でない為、ワクチンは無関係ですが、
将来を見据えて、早く安価で気軽にワクチン接種ができる時代が来ることを願います。
でも、産婦人科で接種は女児にも抵抗がありそうだし、お医者さんも他科より多忙らしいから、現実的には、まだまだ課題が多そうに思えます。
※今日の写真は天皇陛下銀婚式の時の東京タワーのライトアップ。
非常に見づらいです。ほとんど真っ黒…ごめんなさーい。