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家族なら人数も台数も無制限で保護――「カスペルスキー 2014 マルチプラットフォーム セキュリティ」

2013-10-30 11:20:31 | 日記
家族なら人数も台数も無制限で保護――「カスペルスキー 2014 マルチプラットフォーム セキュリティ」 という記事を見つけました

 カスペルスキーは10月29日、コンシューマー向けセキュリティ製品の最新版「カスペルスキー 2014 マルチプラットフォーム セキュリティ」を発表、11月14日より販売を開始する。

 同製品はWindows/Mac/Androidの区別なく保護できるマルチプラットフォームに対応した統合セキュリティソフト。2013年版では、個人が台数無制限で利用できる「プライベート版」を提供することにより、デバイスごとの保護を超えて、ユーザーが持つ情報資産を包括的に保護するというコンセプトを打ち出してきたが、2014年版ではそれをさらに推し進め、家族であれば人数や台数を無制限で利用できる「ファミリー版」を用意したのがトピックだ。

 製品発表会に登壇した同社代表取締役社長の川合林太郎氏は、「サイバー犯罪からインターネットの社会を守るために、1年/3台版といったライセンスでPCやハードウェアを守る方向性から、デバイスを使う“個人”を守るという方向へ転換し、昨年は(台数無制限で保護する)プライベート版を出した。2014年版はそのさらに先を目指して、個人と社会の間にある最小構成単位の“家族”を保護していく」と述べ、「これ1本であなたとあなたの大切な家族を守る」というファミリー版のコンセプトを紹介した。なお、ファミリー版ライセンスは法的な家族である必要はなく、「同じ住居に住み、生計をともにしていれば利用できる」とのことだ。

 一方、各OSごとにインストールされる製品の概要や新機能は、同社プロダクトマネージャーの保科貴大氏が解説した。Windows版の「カスペルスキーインターネットセキュリティ」のポイントは、大きく分けて保護機能の強化とパフォーマンスの向上の2点。保護機能の強化では、ネット決済の保護対象に従来のオンラインバンキングだけでなく、主要なショッピングサイトが加わったほか、ゼロデイ攻撃や標的型攻撃に対応する「ZETAシールド」、ホワイトリストによる「実行アプリケーションの制限」機能、PCをロックして金銭を要求するランサムウェアに対応した「不正ロック対策」などが追加されている。また、Windows 8.1のタッチ入力に最適化された新UIの採用や、わずか2クリックでインストールできる導入のしやすさ、テンプレートから簡単に設定できるペアレンタルコントロールなどが目を引く。

 Mac版のポイントは、リアルタイム保護とフィッシングサイト対策の強化、ペアレンタルコントロール、Mac向けのルック&フィールを採用した新UIの4点。このうち、ペアレンタルコントロールでは、Webサイトへのアクセスやインターネット利用時間の制限、個人情報の管理、SNSサイトの利用制限など、保護者がより細かく子供のネット利用を管理できる。

 Android版では、ウイルス対策機能としてローカルとクラウドの双方のデータベースを参照するスキャン機能や、通話履歴などを隠すプライバシー保護機能を搭載。また、紛失・盗難対策の遠隔データ消去やGPS追跡がより簡単に行えるようになったほか、フィッシングサイトへの誘導をブロックする危険サイト対策機能がSMSで受信したメッセージ(URL)にも適用された。

 パッケージ版の製品ラインアップと価格は以下の通り。このほか、ダウンロード版や、Mac/Androidのみの単体製品も用意されている。

 性能的にいいかどうかは 個人の考えですが 使用台数の緩和は便利だが?

「表参道には“購入予備軍”が大勢いる」――「Surface 2」のプロモーション戦略を聞く

2013-10-26 18:05:23 | 日記
「表参道には“購入予備軍”が大勢いる」――「Surface 2」のプロモーション戦略を聞く という記事を見つけました

 「Surface Pro 2」「Surface 2」の発表会が行われた10月24日の夜、発表会と同会場である東京都渋谷区の表参道ヒルズで同製品のユーザーイベント「次に進む人へ、踏み出せる人へ。Next Step, New Stage Supported by Surface」が行われた。

 本イベントはSurfaceユーザーである神田うのさんや、フェンシング選手の太田雄貴さんをゲストに迎えたトークショーや新製品のタッチ&トライイベントなどを通じて、ユーザーに「Surface Pro 2」「Surface 2」の魅力を伝えるものだ。女性ブロガー向けサイト「Ameba GG」、ビジネス向けイベント共有サービス「SHAKE 100」から応募があった70人と、Surfaceのユーザー登録をした「Club Microsoft」会員30人を合わせた総計100人が参加した。

 トークショーでは「Surfaceファンとして魅力を伝えていきたい」と意気込む神田うのさんがSurfaceの使い方を紹介。仕事のスケジュール管理や原稿のチェック、ブログ更新などに使っているとのことで、「私は見た目から入る人間なんですが、Surfaceは美しいし、おしゃれ。持っていると女子力も上がりそう」とアピール。

 神田うのさんがSurfaceを使いこなすかたわら、2歳になった子どももSurfaceに興味を示しているという。「私よりSurfaceを使いこなすんです。ディズニーとかキッズ用のアプリをやってたりします。画面がきれいなところがいい。娘が寝ているすきに仕事関係のメールをチェックすることもしばしば。1日のうちにオンとオフが何回もある」(神田うのさん)と子育てと仕事の両立について語った。

 一方、フェンシングの太田雄貴さんはSurfaceを触ったことがないという。会社員でもある太田さんの仕事はマーケティング関連ということもあり、「数字を扱うのでOfficeがあると楽。普段は持ち歩いているノートPCはやや重いけれども、Surfaceならば楽に持ち運べそう。体調管理もトレーナーと共有するので、データ管理にも使いたい」とコメントした。

 太田さんは東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員として、国際オリンピック委員会(IOC)総会の最終プレゼンで登壇したことが記憶に新しいが「リレー形式のプレゼンなので、原稿の変更が多かった。Surfaceがあればもっと簡単に変更や共有できたかもしれない」と当時を振り返った。ちなみに英語は「去年まで全然できなかった」(太田さん)とのことだが、陰で練習を重ねて克服したのだという。

 最後に今後挑戦したいことを聞かれると、神田うのさんは「タレント業を続けながら、新しいデザインのものを世に出し続ける。Surfaceのサポートがあるから挑戦できるという面もある」とコメント。太田さんは「いつかIOCのメンバーに入って、スポーツを守るためにルールを変える方に回って、世界のスポーツ界に貢献していきたい」と話した。

 タッチアンドトライイベントでは、会場に設置した約15台の「Surface Pro 2」「Surface 2」をユーザーが体験し、さまざまな質問をスタッフに聞いていた。参加者の多くがタブレットを所持しているということもあり、画面のタッチ操作を試す人や新しいKickstandを試すユーザーが多かった。価格を確認するユーザーもいたという。

 日本マイクロソフトが、Surfaceについてユーザーイベントを行うのは2回目だ。本イベントの狙いについて、同社 業務執行役員 コンシューマー&パートナーグループ PCビジネス戦略本部 本部長の前田隆志氏は「女性ユーザーへのアプローチを試すという意味合いが強かった」と説明する。

 イベントの参加者は働く女性ブロガー、上昇志向が高いビジネスマン、既存のSurfaceユーザーとセグメントはさまざまだが、今回のイベントは中でも働く女性ブロガーが主役といえる。働く女性の代表として、ビジネスを立ち上げた神田うのさんを招いており、参加者向けのフォトセッションを行うなど(主にAmeba GGの会員に対して)ブログへの投稿も積極的に勧めていた。これは「ソーシャルメディアを通じたSurface 2の話題拡散を狙ったもの」(前田氏)だ。

 しかし、より大事なのは女性ユーザーへのアプローチだ。マイクロソフトは自社の会員制サービスClub Microsoftでユーザーの傾向を把握できるが「Club Microsoftの会員を調べると、まだまだ若年層や女性にリーチできていないと分かる」(前田氏)。同社は2013年6月にもAmeba GGの会員に対して「働くオンナの生き様を学ぶ Woman’s Academy supported by Surface」と題したSurfaceに関するセミナーイベントを開催しており、定員の何倍もの申し込みがあったという。

 前田氏は「MSは顔が見えない、と言う向きもあるが我々は決してそうなりたくない。Surfaceを出す前からずっとユーザーへのヒアリング(Windows OSについて)を行ってきた。イベントを開くと社員が直接ユーザーの意見を聞ける。Surfaceの展開もユーザーの意見を反映してきた」と話す。マゼンタピンクのTouch Coverも日本向けモデルの価格設定も、市場動向やユーザーの声を反映したものだという。

 Surface 2/Surface Pro 2の年末商戦に向け、同社は東京都渋谷区の表参道で屋外広告や特設ショールームといったプロモーションを展開するが、これはSurfaceの“購入予備軍”が集まると考えたためだ。この購入予備軍とは、同社が獲得したい女性ユーザーや若年層を指す。同時に「2014年春にアップルストア表参道ができる前に展開したかったというのもあります(笑)」(前田氏)という。イベントの中でもSurfaceとアップル製品の価格を比較する場面もあった。

 前田氏は「こうしたターゲットは魅力的な市場だが、イメージ戦略などで感化されやすい層でもある。正しい情報を知ってもらい、最終的にSurfaceを買ってもらえなくとも、購入候補に挙げてもらえれば。タブレットについては我々はあくまで後発のメーカー。狙うべきターゲットはどこか、最適な施策は何かということを模索している」と話す。

 ほんとに予備軍になるかな?