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「iPad mini」 ノウハウが凝縮された“中身”を分解して知る

2012-12-31 15:56:11 | 日記
「iPad mini」 ノウハウが凝縮された“中身”を分解して知る と言う記事を見つけました

 アップルが2012年11月2日にリリースした「iPad mini」は、ディスプレイのサイズが7.9インチとこれまでのiPadと比べて小さく、プロセッサーも「iPhone 5」がA6、「iPad Retinaディスプレイモデル」がA6Xを採用するのに対してiPad miniはA5であり、一見するとアップル製モバイル機器の中間的存在という印象を受ける。しかし内部をのぞくと、最新のタッチパネルの採用や、部品の簡素化を可能にしたと思われる高度な設計など、新機軸が見えてくる。本稿ではiPad miniのそのような優れた点を取り上げ、おなじみの分解手順、搭載部品情報、さらにこれからのタブレットに関係する展望や新技術をご紹介する。

 iPad miniの構造は、歴代のiPadと同様、底面がUの字型をした筐体の上にバッテリーを搭載し、余ったスペースに基板を置き、その上にディスプレイとタッチパネルを乗せてフタをするというものである。分解を行う場合、この順番を反対にたどる。分解がリバースエンジニアリングと呼ばれるゆえんである。アルミ合金を使った美しい光沢の筐体はもとより、内側もアップルの伝統とも言える黒で統一されており、電子部品の塊を見ているというよりは、美しい工芸品を見ているようである。他社の端末では、ばんそうこうを張り付けたような金属やフィルムのパッチがあちこちに見受けられるが、iPad miniにはそれがほとんどない。

 分解の最初のステップはタッチパネルと一体化したカバーガラスを取り外すことである。筐体に両面テープで固定されており、家庭用ドライヤーでのりを柔らかくする。角の部分をしばらく熱すると、のりが暖められて接着が外れ、カバーガラス部が筐体から少し浮き上がる。ここに鉄尺(金属製定規)などを差し込み、さらにその両端を熱して周囲を浮き上がらせる手順を繰り返す。筆者は根気強さが足りなかったようで、十分に熱する前に引き上げを試みた結果、カバーガラスが大破してしまった。

 歴代のiPadは、最上面のカバーガラスに加え、タッチパネルの層にもガラスを使用していた。このため重たく、全体の重量に占めるガラスの重さの割合は約25%を超えていた。しかしiPad miniでは、フィルム状のタッチパネルを採用し、これをカバーガラスの裏側に貼り付けている。全体の重量に占めるガラスの重さの割合は約13%と半分に軽量化された。この新タッチパネル技術はAppleの特許とされており、日東電工と日本写真印刷が実現したと考えられている。軽量化はタブレット喫緊の課題の一つと言われており、日本企業がこの分野で世界を牽引している。

 カバーガラスの次は液晶パネルである。液晶パネルは両面テープなどでは固定されていないため、端末を裏返すと簡単に外れる。液晶パネルにも細長い基板が設置されており、テープで覆われている。カッターなどでテープを切開すると液晶駆動系の部品を搭載した基板表面が現れる。液晶パネルと基板を結ぶフレキシブル基板には「L.G. Display」と記載されており、今回調査したiPad miniでは同社の液晶パネルが使用されていると思われる。液晶パネルの下には液晶パネルと基板を隔てる金属板が設置されており、多数のネジで固定されている。ネジを外すと簡単に外れる。

 この下には基板とバッテリーが配置されている。いずれも両面テープで底面のアルミ合金筐体に固定されている。まず基板のソケットに接続されているケーブルをすべて外す。次に基板と筐体の間に鉄尺などを差し込んで少しずつ奥へ押していき、基板をはがす。基板は片面に全部品を実装しており、筐体と接する面は真っ平らである。恐らく基板とアルミ合金の筐体底部を密着させて電子部品が発生する熱を拡散させていると推測される

 注意が必要なのはバッテリーの取り外しである。iPad miniで使用されているリチウムイオンポリマーバッテリーは、一般の携帯電話やスマートフォンのバッテリーのように金属の缶で覆われておらず、その素材はレトルト食品の外装とおなじアルミパックである。このため外装が柔らかく損傷しやすい。また折り曲げにも弱く、取り外しの際に湾曲させてしまうと、内部の構造が破壊される。こうなると内部で爆発的な反応が起きる。ある程度まではバッテリー本体の安全装置が働くが、それを超えると異常な発熱、発煙、発火、爆発の危険がある。

 危険の兆候の1つはにおいである。急に消毒用アルコールのようなにおいが漂ってきた場合、既に内部で異常が起きている可能性が高く、速やかに電器店や携帯電話ショップなどに持ち込んで処分してもらうのが最善だ。それが難しい場合には耐火仕様の保存袋などに入れておき万一に備える。バッテリー材料の一部であるリチウムは、使用状況によっては非常に大きなエネルギーを放出する。乾電池とは全く別物と考える必要がある。

やはり素人が試みてはならない行為のようですね

これが近未来のセキュリティサービスだ! セコムが自律型の「小型飛行監視ロボット」を開発

2012-12-29 21:20:43 | 日記
これが近未来のセキュリティサービスだ! セコムが自律型の「小型飛行監視ロボット」を開発 と言う記事を見つけました

 防犯・警備・セキュリティサービスなどを手掛けるセコムは2012年12月26日、民間防犯用として“世界初”をうたう「自律型の小型飛行監視ロボット」の試作機を報道陣に披露した。

 試作ロボットは、敷地内への侵入に迅速に対応し、不審者や不審車両の特徴を確実に捉えることを目的とする。建物に侵入される前の段階、例えば、駐車場への侵入などの段階から早期に対応・対策したいという同社の長年の願いを実現するロボットだという。

“ALL SECOM”で早期実現を狙う!

 今回の研究開発は、創立50周年記念イベント「セコムフェア 2012」において、同社が“2025年までに実現する近未来サービス”として掲げた37項目のうちの1つ、「小型飛行ロボットを利用した(セキュリティ)サービス」の実現に向けた活動の一環である。「小型飛行ロボットを利用したサービスは、近未来サービスとして掲げた項目の中でも早い段階、2015年、できれば2014年度中には実現したい」とセコム 代表取締役社長 前田修司氏は語る。

 小型飛行監視ロボットによるセキュリティシステムの概要は次の通りだ。

 水平方向180度、30m先まで監視可能な屋外侵入監視センサー「セコム レーザーセンサー」をあらかじめ敷地内に設置。認証用のICタグを保持していない不審者や不審車両が監視対象の敷地内に侵入すると、それをレーザーセンサーが検知し、無線通信により不審者・不審車両のおおよその位置情報を建物内にあるコントローラに送信する。その情報を基に、制御装置が小型飛行監視ロボット側に操作信号を送る。信号を受け取った小型飛行監視ロボットはロボポート(格納庫)から即座に離陸し、位置情報を基に自動航行を開始。小型飛行監視ロボットに搭載されているレーザーセンシング技術および画像認識技術、人物追跡技術などにより、対象に接近、映像の撮影・送信を行う。撮影された映像は、建物内にあるセキュリティシステムを経由し、セコムのコントロールセンターに送られる。

 「例えば不審車両であれば、その周囲を旋回し、車両の縦方向・横方向の長さを検出し、短い方、つまり車両の前方か後方側に回り込み、ナンバープレートを含めた状態で撮影を開始できる」と前田社長。

これが出来れば大した技術ですね

Windows 8で強化されたセキュリティは本当に強固か?

2012-12-26 15:37:25 | 日記
Windows 8で強化されたセキュリティは本当に強固か? と言う記事を見つけました

 米Microsoftの新しいOS「Windows 8」のセキュリティ機能を検証する際、ITプロフェッショナルが主眼を置くのは、Windows 7と比べてどうかという点だ。

 Microsoftは、Windows 8に新しいセキュリティ機能を幾つか追加した。だがマルウェア対策ソフトベンダーの報告によると、それでもまだWindows 8は、一般的なマルウェア群など、一部の攻撃に対して脆弱だ。

 機械の設計や製造を手掛ける米Waltonen Engineeringのネットワーク管理者、ティム・ロビンソン氏は、「セキュリティはわれわれにとって、そしてセンシティブなデータを扱う者全てにとっての生命線だ」と話す。

 米政府から多数の業務を請け負っているWaltonenのような企業には、特にそれが当てはまる。Windowsの脆弱性を1つでも悪用されれば、貴重な契約を失いかねないとロビンソン氏は言う。

 Windows 8で強化されたセキュリティ機能の1つ「Secure Boot」は、ブートローダーとrootkit攻撃の防止を支援する(参考:Windows 8の「Secure Boot」を批判するLinux陣営)。さらに、ブートプロセスで正規のコードよりも前にウイルスがロードされるのを防ぐ「早期起動マルウェア対策」もサポートした。Secure Bootは、Windows 8でBIOSファームウェアに入れ替わった「Unified Extensible Firmware Interface」の仕様を活用している。

 Windows 8にはこの他、Microsoftのウイルス対策エンジンが、セキュリティパッケージ「Windows Defender」の一部として組み込まれている。また、「アドレス空間配置のランダム化」「データ実行防止」など、Windowsの既存のセキュリティ機能も強化された。こうした技術には、メモリのどこに脆弱なシステムコードがあるか推定されるのを防ぐ狙いがある。

 こうした技術により、攻撃者がWindows 7を制御するために使っていたメモリ悪用の手口の多くは、Windows 8に対しては通用しなくなるとMicrosoftは解説する。

 こうした新しいセキュリティ機能があっても、Windows 8の安全性は完璧とはいえない。2012年10月下旬のWindows 8リリースから数日後、トレンドマイクロは、脆弱性を悪用する2種類のマルウェアを発見した。

 一日一日改善の努力を続けるしかないのでは