木蓮の香りちりばむ朝の庭
もくれんの白きに心ひらきゆく
音もなくもくれんひらき寂光土
過ぎし日の深川界隈白もくれん
幸福論閉じれば雨に木蓮華
紫木蓮ことしもそろいて眺むるや
（マスターズを間近にひかえて）
マグノリアオーガスタの庭去りがたき
もくれんの白きに心ひらきゆく
音もなくもくれんひらき寂光土
過ぎし日の深川界隈白もくれん
幸福論閉じれば雨に木蓮華
紫木蓮ことしもそろいて眺むるや
（マスターズを間近にひかえて）
マグノリアオーガスタの庭去りがたき
草若葉・春のミニ句会 ＜予告ご案内＞
オンラインの句会を下記要領にて開催いたしますので、奮ってご応募のご準備をお願いします。参加メンバーは、これまでにご登録いただき、ミニ句会にご参加された方に限ります。なお、本ブログコメント欄に参加予定の確認を記入していただければありがたいです。
（１）兼題：第三者より頂きました「春の海」「桜餅」「蝶、初蝶」および、当季自由題とします。
（２）投句：（３句）～５句
（３）日程：４月１２日(日）～１４日（月）に投句。前日１１日（金）の夕刻には投句欄をブログに掲載いたします。皆様の句の投句完了次第、全句を一括掲載して選句をしていただきます。
（４）選句：各メンバー（連衆）は、コメント欄に互選の句を書く。１句は特選、４句を普通選。計５句。特選句には、コメントをつける。集計は、普選句が１点、特選が２点として合計。合計点の上位から、天・地・人の句を決定して発表いたします。
以上 (文責 九分九厘 ）
オンラインの句会を下記要領にて開催いたしますので、奮ってご応募のご準備をお願いします。参加メンバーは、これまでにご登録いただき、ミニ句会にご参加された方に限ります。なお、本ブログコメント欄に参加予定の確認を記入していただければありがたいです。
（１）兼題：第三者より頂きました「春の海」「桜餅」「蝶、初蝶」および、当季自由題とします。
（２）投句：（３句）～５句
（３）日程：４月１２日(日）～１４日（月）に投句。前日１１日（金）の夕刻には投句欄をブログに掲載いたします。皆様の句の投句完了次第、全句を一括掲載して選句をしていただきます。
（４）選句：各メンバー（連衆）は、コメント欄に互選の句を書く。１句は特選、４句を普通選。計５句。特選句には、コメントをつける。集計は、普選句が１点、特選が２点として合計。合計点の上位から、天・地・人の句を決定して発表いたします。
以上 (文責 九分九厘 ）
雨降りて庭にたわわのミモザかな
紺碧にレモンイエローミモザなり
ミモザ咲く庭に南国来るらし
坂道を親子連れ行く花ミモザ
花ミモザビルエバンスにアルグレイ
皆様のミモザの佳句に触発されて詠んでみました。
洋花だけに何か華やいだ明るさを感じます。
紺碧にレモンイエローミモザなり
ミモザ咲く庭に南国来るらし
坂道を親子連れ行く花ミモザ
花ミモザビルエバンスにアルグレイ
皆様のミモザの佳句に触発されて詠んでみました。
洋花だけに何か華やいだ明るさを感じます。
花文字の洋書売る店花ミモザ
ほんとうは男嫌いさ花ミモザ
白靴のテニスコートや花ミモザ
ミモザ咲く懈怠の朝の娼婦館
女スパイ暗号名はミモザ咲く
ミモザ咲くポスト曲がれば探偵社
ミモザの花の句に誘われ、坂東の句友より投句がありました。うれしいことです
みなさまも、よろしければご参加ください。（文責：ゆらぎ）
ほんとうは男嫌いさ花ミモザ
白靴のテニスコートや花ミモザ
ミモザ咲く懈怠の朝の娼婦館
女スパイ暗号名はミモザ咲く
ミモザ咲くポスト曲がれば探偵社
ミモザの花の句に誘われ、坂東の句友より投句がありました。うれしいことです
みなさまも、よろしければご参加ください。（文責：ゆらぎ）
ミモザ咲きわらわらわらふ男女かな
ミモザ咲く化粧直しに飽きも無く
人眠る夜を静かなるミモザかな
花ミモザわり無く噎せし男あり
ミモザ咲き終なる棲みか探しゐる
桜の咲く直前に、いつものことながら、隣の家に立派なミモザの花が咲く。その姿を清純とみるか妖艶とみるか、見る人によって違うことであろう。いずれにせよ、俳句の題材には恰好の読み応えのある花木である。ミモザは国際女性人権宣言のシンボルにもなっていると聞いたが、採用したその背景はよくわからない。しかし、何となくその気持ちが分かるような花木である。
ゆらぎさんに引き続いてのミモザの句です。
ミモザ咲く武庫（むこ）のやまなみ曇る日も
行きましょうミモザ花咲くあの町へ
花ミモザしずかなしずかな一軒家
午後の椅子ふと手をやすめ花ミモザ
ミモザ咲くガーデンカフェの昼下がり
花ミモザ顔見せぼんぼん買おうかな
あとでミモザなる季語をチェックしていて驚きました。昭和４９年に出版された
角川の「俳句歳時記」（ポケット版）では、ミモザは夏の季語でした。現在「の俳句大歳時記」では、春の部にあります。気候温暖化のせいでしょうか。
歳時記も移り変わるや花ミモザ
行きましょうミモザ花咲くあの町へ
花ミモザしずかなしずかな一軒家
午後の椅子ふと手をやすめ花ミモザ
ミモザ咲くガーデンカフェの昼下がり
花ミモザ顔見せぼんぼん買おうかな
あとでミモザなる季語をチェックしていて驚きました。昭和４９年に出版された
角川の「俳句歳時記」（ポケット版）では、ミモザは夏の季語でした。現在「の俳句大歳時記」では、春の部にあります。気候温暖化のせいでしょうか。
歳時記も移り変わるや花ミモザ
三月も瞬く間に下旬となってしまいました。季題が時季遅れとならないうちに、投句させていただきます。
自動車の屋根ごと去りし陽炎かな
陽炎を壊しつ列車近づきぬ
白刃を腰に秘めたる男雛かな
菜飯食ふ歯ざわり楽し目に楽し
春の風クリスマスローズの鈴鳴らし
蒼天を砕き散らしぬ春の野に
雨近し沈丁の香庭に満つ
自動車の屋根ごと去りし陽炎かな
陽炎を壊しつ列車近づきぬ
白刃を腰に秘めたる男雛かな
菜飯食ふ歯ざわり楽し目に楽し
春の風クリスマスローズの鈴鳴らし
蒼天を砕き散らしぬ春の野に
雨近し沈丁の香庭に満つ
我が留守を守り給ひし内裏雛
陽炎や丘果つるまで羊群
陽炎や氷河なだるる果ての湖
菜の花に似たるもありて異国の野
海見ればふるさと思ふ菜飯かな
ニュージランドの旅の途中で兼題を頂いた。日本の景色とは五感に触れる部分はかなり違うが、努めて体に染み付いたものを糧に苦吟をしてみた。
陽炎や丘果つるまで羊群
陽炎や氷河なだるる果ての湖
菜の花に似たるもありて異国の野
海見ればふるさと思ふ菜飯かな
ニュージランドの旅の途中で兼題を頂いた。日本の景色とは五感に触れる部分はかなり違うが、努めて体に染み付いたものを糧に苦吟をしてみた。
かげろひのおのころ見ゆる瀬戸の門
枝に添ひゆるりと愛でる梅見かな
老波のかげろひ見ゆる須磨の沖
紅梅の枝垂れしだれて揺れゐたり
初音聞き清しく向ふ句会かな
手作りに目鼻なきまま雛事
裏山の縄張り争いに負けたのかどうか知らないが、鶯が我が家の周りに居つくようになった。最近毎朝上手な鳴き声を聞かせてもらっている。
＜草若葉・春のオンライン句会＞を開催いたしますので、あらかじめお含みおきください。要領は前回の通りとします。句会参加者も前回と同じメンバーとさせて頂きます。投稿期間は４月１２日（土）１３日（日）１４日（月）の三日間を予定しております。指定期間に投稿出来ない方は、事前に投稿が出来るようにしたいと思います。兼題は第三者より頂きました「春の海」「桜餅」「蝶、初蝶」と致します。今月末に改めて前回の要領も復唱して、句会のご案内申し上げます。またその時に句会への参加を、コメント欄記入により確認させて頂きたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
今回の幹事役は「九分九厘」が担当いたします。 以上
今回の幹事役は「九分九厘」が担当いたします。 以上
