畑を掘り、木を彫り、石を刻り、の自然人!

退職後、自分に気ままな課題をちょっと与えて遊んでいます。

「心頭滅却すれば・・・」

2016-07-19 20:30:30 | 日記


毎年、梅雨明けの頃には文字通り酷暑、まるでフライパンの上で生活している如く。
そして思いだします「安禅必ずしもそれを須(もち)いず 心頭滅却すれば 火もまた涼し」(心頭は神頭ともいうそうです)
快川紹喜和尚(1502-1582)の有名なことばです。

快川和尚は岐阜市長良川畔の崇福寺から1562年に武田信玄の誘いで現在の山梨県恵林寺に入寺、当時はお寺は
聖域で攻めることもできず、織田信長の敵を匿うことができました。
しかし織田信忠は恵林寺を襲撃、燃え尽きてしまいました。
襲撃されて火に囲まれたとき上記の言葉を快川和尚は発したとか。

その後、徳川家康は恵林寺を再建しています。

6-7年前に恵林寺に参拝いたしましたが静かでシンプルな印象のお寺でした。
岐阜市の崇福寺は訪れる人も少なく、でも美しい庭もあります。

俗人の小生には「心頭滅却すれば・・・」という心境にはとてもなりません。

夕方4時ごろ、気持ちを奮い立てて畑の除草など1-2時間、汗が滴り落ちます。
年齢に逆らい、フラフラの状態でシャワー、そして楽しみは・・・!

本日はプチ坐禅会、7名の参加で40分ほどナニモカンガエズ、しかし何も考えないということは考えている証左。
おでこの汗を我慢して年に1回の体験。
しかし少しそよ風があり、躰を爽やかに吹き抜けました。
機会があればナンデモヤッテミル。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿