flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

名古屋城 昭和五十七年

2012-02-02 00:00:14 | 城郭・城下町

(名古屋市中区・北区 国指定特別史跡 1982年6月)
 この日は二回目の名古屋城を訪れた。名古屋城は、今川氏親が築いた柳ノ丸が、この地に城が築かれた始まりである。天文元年(1532)織田信秀が今川氏豊から奪い取り那古野城と改名されている。 信秀の子信長は、この城で生まれたとされている。弘治元年(1555)信長が清洲城に本拠を移したため、廃城となった。
 慶長十四年(1609)徳川家康は新たに名古屋城を築き、子の義直を居城させた。石垣は諸大名の分担によって築かれたため、石垣に様々な刻銘符号がみられる。
 築城から元和二年(1616)頃にかけて、「清洲越し」と呼ばれる清洲城下町の移転が行われ、町人も含む、社寺3社110か寺が名古屋城下に移った。廃藩後も残り続けた天守や本丸御殿は国宝に指定されたが、昭和20年(1945)空襲により焼失し、昭和34年(1959)RC造りで外観復元された。
(豊前小倉 細川忠興) (重文 東南隅櫓)

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