小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

「十二月十六日」

2015-11-17 | 嘉永二年


二時過ぎからたいやで岩橋楠松どのの初七日の法要が行われた。
六時過ぎに帰り、同僚と申し合わせてまた伊藤に行く。
北田から祝儀金二朱とアジ5匹。このアジは少し古そうなので直ぐに煮た。
夕方に正五郎が金二朱と炭二俵を祝儀に持参。福禄寿の画を一枚渡した。
寝かせた麹を売りに来たのでその者から大豆を買うことにした。六升で六匁一分八厘だった。
今日、権七はおらず。
桶屋の栄助が来たので四斗入りの半切りを誂えたら代金は十一匁だった。


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