
はぁい♪ミス・メリーよ♪
日本では昨日でクリスマス終了だけど、本当のクリスマスは12/25~1/6迄の十二夜。
という訳でこのシリーズも、十二夜目の今回まで続けさせて貰うわねv
最後のお題は『林檎』について。
以前にも話した通り、初期のツリー飾りには林檎やクッキーといった食べ物が使われてたのだけど…特に林檎が好まれた理由は他にも有ると思うわ。
林檎は4千年も昔から栽培されていたと云われる古い果物。
そのせいか世界各地に数多くの伝説が残されてるの。
聖書に出て来る『エデンの園』の禁断の果実は林檎だと考えられてるし。(オレンジの仲間だったという説も有るけど)
ケルトの伝説では黄泉の国『アヴァロン』は林檎の島だと云うし。
ギリシャ神話に出て来る『へスペリスの国』には黄金の林檎の園が在ると云うし。
北欧神話では林檎は不死の象徴だそうよ。
自然の甘味である果物は、貴重な物として扱われたの。
貴重な物は神への供物に相応しい…神への供物にされるくらいだから、神聖な力を持ってるのではないか?…そう昔の人は考えたのでしょうね。
林檎だけでなく、オレンジ・葡萄・桃と、神霊関りの果物は多いわ。
本来クリスマスツリーは樹木信仰から生み出された慣習。
飾られた物には神(樹)への捧げ物としての意味が篭められていたの。
時代を経て、ただのお飾りになってしまっても…冬に結ぶ赤い実が緑の葉に映えるといった理由から、変らずクリスマスのデコレーションとして好まれてるのでしょうね。
とは言え多少の信仰性は、現代でも残されてるらしいわ。
イギリスの或る地域には、クリスマスの季節の夕暮、林檎の木の下で大きな音を立てて、悪霊を追い払う習慣が有るんですって。
それじゃあ此処で12曲目のクリスマスソング♪
【We wish you a Merry Christmas】
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪
Glad tidings we bring to you and your kin♪
Glad tidings for Christmas and a happy New Year♪
We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
Please bring it right here♪
Glad tidings we bring to you and your kin♪
Glad tidings for Christmas and a happy New Year♪
We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
So bring it out here♪
Glad tidings we bring to you and your kin♪
Glad tidings for Christmas and a happy New Year♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas…♪
…And a happy New Yearーー♪
イギリスの古いクリスマスキャロルが元らしいわ。
クリスマスと新年を明るく祝うのに適した歌よね♪
大昔、人が神に求めた贈物は、『実り』と言う名の幸福。
年の終りに人々は、実り有る新年を祈願し、幸福を先取りする様に、御馳走を食べて浮かれたの。
「どうか来る年がこんな風に楽しく…御馳走をいっぱい食べられるものでありますように」ってね。
今年のクリスマス話は、これでお終い。
皆、良いお年を迎えてね!
そしてまた来年も、一緒に楽しく歌いましょう♪
…古事記に桃を投げて悪霊追い払う話が出て来るのは有名ですが…橙投げて厄除けする話も有ったりする。
中国、清の時代、『奇門遁甲(きもんとんこう)』なる、橙の実を使って泥棒避けする話が出て来るんですな。
正月、鏡餅の上に橙載せるのも、本来は厄除けの意味からなんすよ。(『代々』との語呂合せからも有る)
「果物には神の力が宿る」と、何処の国でも昔から考えられて来たんでしょう。
この時季風邪予防にも効果有り…ビタミン補給の為にもマメに食べる事をお勧め致します。
毎度、曲を聴かして戴けるサイトさんはこちら。(→http://www.xmas-count-down.com/)(音が急に出ますんで気を付けて下さい)
採り上げてる歌詞は去年のと違い、こちらに合せてありまする。(クリスマスソングはタイトル同じでも、歌詞が色々バリエーション有ったりする)
途中迄だけど、歌付で試聴出来る所はこちら。(→http://listen.jp/store/album_093624739128.htm)(他クリスマスソングも試聴出来ます)
記事上の写真はハウステンボス、ホテルヨーロッパ玄関に飾られたクリスマスリース。
林檎尽くしで可愛い…写真では判らんでしょうが、かなり大きいのです。
左右に小さいクリスマスリースも1つづつ…やっぱり林檎で飾られておりました。
今年のクリスマスシリーズはこれにて終了。
此処までお付合い戴き、有難う御座いました~♪
明日からはハウステンボス旅行記に、また戻りますんで。
【参考文献】
『クリスマス小事典(遠藤紀勝、大塚光子、共著 教養文庫)』
『ヨーロッパの祭と伝承(植田重雄著 早稲田大学出版部)』
『誰も知らないクリスマス(舟田詠子著 朝日新聞社)』
『年中行事を科学する(永田久著 日本経済新聞社)』
『年中行事事典(西角井正慶編 東京堂出版)』
『クリスマス・ウォッチング(デズモンド・モリス 屋代通子訳 扶桑社)』
『サンタクロース学入門(荻原雄一著 高文堂出版社)』
『グリムドイツ伝説集(上)(人文書院)』
『花の王国(3)有用植物編(荒俣宏著 平凡社)』
他『ウィキペディア』等々…
日本では昨日でクリスマス終了だけど、本当のクリスマスは12/25~1/6迄の十二夜。
という訳でこのシリーズも、十二夜目の今回まで続けさせて貰うわねv
最後のお題は『林檎』について。
以前にも話した通り、初期のツリー飾りには林檎やクッキーといった食べ物が使われてたのだけど…特に林檎が好まれた理由は他にも有ると思うわ。
林檎は4千年も昔から栽培されていたと云われる古い果物。
そのせいか世界各地に数多くの伝説が残されてるの。
聖書に出て来る『エデンの園』の禁断の果実は林檎だと考えられてるし。(オレンジの仲間だったという説も有るけど)
ケルトの伝説では黄泉の国『アヴァロン』は林檎の島だと云うし。
ギリシャ神話に出て来る『へスペリスの国』には黄金の林檎の園が在ると云うし。
北欧神話では林檎は不死の象徴だそうよ。
自然の甘味である果物は、貴重な物として扱われたの。
貴重な物は神への供物に相応しい…神への供物にされるくらいだから、神聖な力を持ってるのではないか?…そう昔の人は考えたのでしょうね。
林檎だけでなく、オレンジ・葡萄・桃と、神霊関りの果物は多いわ。
本来クリスマスツリーは樹木信仰から生み出された慣習。
飾られた物には神(樹)への捧げ物としての意味が篭められていたの。
時代を経て、ただのお飾りになってしまっても…冬に結ぶ赤い実が緑の葉に映えるといった理由から、変らずクリスマスのデコレーションとして好まれてるのでしょうね。
とは言え多少の信仰性は、現代でも残されてるらしいわ。
イギリスの或る地域には、クリスマスの季節の夕暮、林檎の木の下で大きな音を立てて、悪霊を追い払う習慣が有るんですって。
それじゃあ此処で12曲目のクリスマスソング♪
【We wish you a Merry Christmas】
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪
Glad tidings we bring to you and your kin♪
Glad tidings for Christmas and a happy New Year♪
We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
Please bring it right here♪
Glad tidings we bring to you and your kin♪
Glad tidings for Christmas and a happy New Year♪
We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
So bring it out here♪
Glad tidings we bring to you and your kin♪
Glad tidings for Christmas and a happy New Year♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas…♪
…And a happy New Yearーー♪
イギリスの古いクリスマスキャロルが元らしいわ。
クリスマスと新年を明るく祝うのに適した歌よね♪
大昔、人が神に求めた贈物は、『実り』と言う名の幸福。
年の終りに人々は、実り有る新年を祈願し、幸福を先取りする様に、御馳走を食べて浮かれたの。
「どうか来る年がこんな風に楽しく…御馳走をいっぱい食べられるものでありますように」ってね。
今年のクリスマス話は、これでお終い。
皆、良いお年を迎えてね!
そしてまた来年も、一緒に楽しく歌いましょう♪
…古事記に桃を投げて悪霊追い払う話が出て来るのは有名ですが…橙投げて厄除けする話も有ったりする。
中国、清の時代、『奇門遁甲(きもんとんこう)』なる、橙の実を使って泥棒避けする話が出て来るんですな。
正月、鏡餅の上に橙載せるのも、本来は厄除けの意味からなんすよ。(『代々』との語呂合せからも有る)
「果物には神の力が宿る」と、何処の国でも昔から考えられて来たんでしょう。
この時季風邪予防にも効果有り…ビタミン補給の為にもマメに食べる事をお勧め致します。
毎度、曲を聴かして戴けるサイトさんはこちら。(→http://www.xmas-count-down.com/)(音が急に出ますんで気を付けて下さい)
採り上げてる歌詞は去年のと違い、こちらに合せてありまする。(クリスマスソングはタイトル同じでも、歌詞が色々バリエーション有ったりする)
途中迄だけど、歌付で試聴出来る所はこちら。(→http://listen.jp/store/album_093624739128.htm)(他クリスマスソングも試聴出来ます)
記事上の写真はハウステンボス、ホテルヨーロッパ玄関に飾られたクリスマスリース。
林檎尽くしで可愛い…写真では判らんでしょうが、かなり大きいのです。
左右に小さいクリスマスリースも1つづつ…やっぱり林檎で飾られておりました。
今年のクリスマスシリーズはこれにて終了。
此処までお付合い戴き、有難う御座いました~♪
明日からはハウステンボス旅行記に、また戻りますんで。
【参考文献】
『クリスマス小事典(遠藤紀勝、大塚光子、共著 教養文庫)』
『ヨーロッパの祭と伝承(植田重雄著 早稲田大学出版部)』
『誰も知らないクリスマス(舟田詠子著 朝日新聞社)』
『年中行事を科学する(永田久著 日本経済新聞社)』
『年中行事事典(西角井正慶編 東京堂出版)』
『クリスマス・ウォッチング(デズモンド・モリス 屋代通子訳 扶桑社)』
『サンタクロース学入門(荻原雄一著 高文堂出版社)』
『グリムドイツ伝説集(上)(人文書院)』
『花の王国(3)有用植物編(荒俣宏著 平凡社)』
他『ウィキペディア』等々…