はぁい♪ミス・メリーよ♪
日本ではクリスマスが終り、次なるイベント正月へ向けて邁進中、でもこのブログではまだまだ終らないわよ!
だって本来のクリスマスは12/25~十二夜続くお祭だもの、まだまだお付き合いしてちょうだいね!
ところで今夜は冷えるわね~、雪でも降りそうな空模様だわ。
と或る町ではクリスマスが来る度に雪が降るんですって。
何処かって?それは『シザーハンズ』――1990年にアメリカで公開されたクリスマス映画の中に出て来る町よ。
「町外れの古城に住む発明家の手により生み出された人造人間のエドワード。
しかし発明家は或る年のクリスマス、エドワードを残しこの世を去ってしまう。
エドワードの両手は未完成で、10本の指の代りにハサミを付けたままだった。
それから暫くしてエドワードが住む城に、化粧品セールスレディのペグが訪れる。
エドワードの孤独な境遇を可哀想に思ったペグは、彼を自分の家に連れて帰る事にした。
ペグの家族は夫と、娘と息子が1人づつ。
エドワードは娘のキムに一目惚れするが、彼女には既に素行の悪いボーイフレンドが居た。
新しい家族との生活の中で、エドワードは両手のハサミを使い、植木や住人の髪やペットの毛を綺麗にカットして、評判を高めて行く。
遂にはTVでも紹介され、一躍人気者になった。
だがキムのボーイフレンドのビルから車盗難(未遂)の罪を擦り付けられ人気は急落、近所の人達は彼に危険人物のレッテルを貼って町から追い出そうとする…」
監督:ティム・バートン
脚本:キャロライン・トンプソン
製作:デニス・ディ・ノービ、ティム・バートン
製作総指揮:リチャード・ハシモト
音楽:ダニー・エルフマン
撮影:ステファン・チャプスキー
編集:リチャード・ハルシー
配給:20世紀フォックス
キャスト:ジョニー・デップ(人造人間エドワード・シザーハンズ)
ウィノナ・ライダー(エドワードの初恋の女、キム)
ダイアン・ウィースト(化粧品セールスレディ、ペグ)
アラン・アーキン(道徳観念の強いペグの夫、ビル)
ロバート・オリヴェリ(キムのやんちゃな弟、ケビン)
アンソニー・マイケル・ホール(キムの不良彼氏、ジム)
ヴィンセント・プライス(エドワードを生んだ発明家)
ジーナ・ギャラガー(お婆ちゃんになったキムの孫娘)
(↑ウィキペディアより)
監督のティム・バートンはディズニーのアニメーターだった人、そのせいか場面の色使いがとても美しいの。
エドワード自身と古城は白黒のモノトーンで、町はビビッドカラー、対照的な色世界は同監督作品の「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」でも観られるわね。
監督はこの作品を御伽噺だと話してるわ。
お婆ちゃんが孫娘に昔話として語る所から始まるのも、「御伽噺」である事を印象付ける為なのね。
けど観客から観てエドワードを異端視する町はリアルに感じるんじゃないかしら?
現代の街にエドワードの様な規格外が入り込んだら、恐らく排除されてしまう事が解るから、御伽噺なのにシビアな説得力が生れるの。
ああ、でも悲しいわ!
エドワードが誤解から町の人達に嫌われ、恐れられる様になるのは、観ていて本当に辛かった!
ペグは彼が自分の才能を活かし自立出来るよう支援したし、ビルは人間社会で困らないように道徳観念を教え込もうとしたし、味方が1人も居ないわけじゃなかったのよ。
最初はエドワードを胡散臭く思ってたキムだって、彼の純粋な気持ちに打たれ愛するようになったの。
ジムの不良彼氏に罪を被せられなきゃ、社会で上手く行ってたかもしれないのに~!
エドワードを城へ逃がした警官も良い人だった、ずっと彼を心配してくれてたもの。
あのシーンにはメリーほろっと涙が零れちゃった。
昨夜紹介した「グリンチ」とは設定が似てるけど、ラストはほぼ真逆ね。
「君を抱きたいのに、手がハサミじゃ傷付けてしまう(から抱けない)」
切ない結果に終るエドワードの初恋…愛しい人が白い雪の中で舞う姿を、彼は永遠に忘れず生きてくんだわ…。
それじゃあここで7曲目のクリスマスソングを紹介――「White Christmas(ホワイト・クリスマス)」!
1942年の映画『スイング・ホテル(Holiday Inn)』の主題歌として広まったもので、1954年には歌と同タイトルのリメイク版も公開されたわ。
世界で最も売れたクリスマスソングとしても有名だそうよ。
I'm dreaming of a white Christmas♪
Just like the ones I used to know♪
Where the treetops glisten and children listen♪
To hear sleigh bells in the snow♪
I'm dreaming of a white Christmas♪
With every Christmas card I write♪
May your days be merry and bright♪
And may all your Christmases be white♪
【訳】
ホワイト・クリスマスを夢見ている
何時か見たホワイト・クリスマス
木は1番上まで輝き、そりのベルの音は子供達に響く
ホワイト・クリスマスを夢見ている
クリスマスカードに書くのは
「何時の日も祝福され、輝きますように
クリスマスが何時も白く輝くように」
…びょりです、こんばんは。
歌は毎度ようつべを御参考にされてください。
「シザーハンズ」は正直ヒロインがあんま好かん。
「今でもクリスマスに雪が降るのは彼が生きてるから」と孫に語り、「どうして会いに行かないの?」と訊かれ、「美しかった私の姿を彼に永遠に覚えていて欲しいから」との答えには腹が滅茶苦茶立った。
過去の自分の美しい姿を覚えて欲しい為に、彼を孤独のまま生きさせる積りかと。
事件を知る人達も少なくなったろうし、気兼ね無く会いに行けるじゃないか!
フィクションとはいえ、自己中なヒロインに激おこです。
てかヒロインが早いとこ罪を告白し、エドワードの汚名を晴らせてれば、彼は町の人達から排除されずに済んだかもしれない。
父親は道徳観念が強く、母親はとても優しいのに、その娘と息子はどうして我儘に育つのやら。
発明家もね~、エドワードの両手ハサミはスペアじゃなかったのか?なのに両手ハサミがもう1つ有るのはどういう事さ?
両手ハサミを幾つも用意するくらいなら、クリスマスを待たずに、速やかに完成作プレゼントしてくださいよ。(笑)
つまり監督は悲恋物語が描きたかったらしい。
最初エドワード役はトム・クルーズが演じる予定だったけど、彼からハッピーエンドを要求されて、監督が却下した為に降板したんだそうな。
ティム・バートン監督の作品ってアメリカより日本で人気高いイメージ有ります。
写真は舞浜イクスピアリの、ジュエリーショップのショーウィンドーを撮った物。
映画の雰囲気に合うよう感じたんで…右下隅よく見ると腕時計が写ってます。
日本ではクリスマスが終り、次なるイベント正月へ向けて邁進中、でもこのブログではまだまだ終らないわよ!
だって本来のクリスマスは12/25~十二夜続くお祭だもの、まだまだお付き合いしてちょうだいね!
ところで今夜は冷えるわね~、雪でも降りそうな空模様だわ。
と或る町ではクリスマスが来る度に雪が降るんですって。
何処かって?それは『シザーハンズ』――1990年にアメリカで公開されたクリスマス映画の中に出て来る町よ。
「町外れの古城に住む発明家の手により生み出された人造人間のエドワード。
しかし発明家は或る年のクリスマス、エドワードを残しこの世を去ってしまう。
エドワードの両手は未完成で、10本の指の代りにハサミを付けたままだった。
それから暫くしてエドワードが住む城に、化粧品セールスレディのペグが訪れる。
エドワードの孤独な境遇を可哀想に思ったペグは、彼を自分の家に連れて帰る事にした。
ペグの家族は夫と、娘と息子が1人づつ。
エドワードは娘のキムに一目惚れするが、彼女には既に素行の悪いボーイフレンドが居た。
新しい家族との生活の中で、エドワードは両手のハサミを使い、植木や住人の髪やペットの毛を綺麗にカットして、評判を高めて行く。
遂にはTVでも紹介され、一躍人気者になった。
だがキムのボーイフレンドのビルから車盗難(未遂)の罪を擦り付けられ人気は急落、近所の人達は彼に危険人物のレッテルを貼って町から追い出そうとする…」
監督:ティム・バートン
脚本:キャロライン・トンプソン
製作:デニス・ディ・ノービ、ティム・バートン
製作総指揮:リチャード・ハシモト
音楽:ダニー・エルフマン
撮影:ステファン・チャプスキー
編集:リチャード・ハルシー
配給:20世紀フォックス
キャスト:ジョニー・デップ(人造人間エドワード・シザーハンズ)
ウィノナ・ライダー(エドワードの初恋の女、キム)
ダイアン・ウィースト(化粧品セールスレディ、ペグ)
アラン・アーキン(道徳観念の強いペグの夫、ビル)
ロバート・オリヴェリ(キムのやんちゃな弟、ケビン)
アンソニー・マイケル・ホール(キムの不良彼氏、ジム)
ヴィンセント・プライス(エドワードを生んだ発明家)
ジーナ・ギャラガー(お婆ちゃんになったキムの孫娘)
(↑ウィキペディアより)
監督のティム・バートンはディズニーのアニメーターだった人、そのせいか場面の色使いがとても美しいの。
エドワード自身と古城は白黒のモノトーンで、町はビビッドカラー、対照的な色世界は同監督作品の「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」でも観られるわね。
監督はこの作品を御伽噺だと話してるわ。
お婆ちゃんが孫娘に昔話として語る所から始まるのも、「御伽噺」である事を印象付ける為なのね。
けど観客から観てエドワードを異端視する町はリアルに感じるんじゃないかしら?
現代の街にエドワードの様な規格外が入り込んだら、恐らく排除されてしまう事が解るから、御伽噺なのにシビアな説得力が生れるの。
ああ、でも悲しいわ!
エドワードが誤解から町の人達に嫌われ、恐れられる様になるのは、観ていて本当に辛かった!
ペグは彼が自分の才能を活かし自立出来るよう支援したし、ビルは人間社会で困らないように道徳観念を教え込もうとしたし、味方が1人も居ないわけじゃなかったのよ。
最初はエドワードを胡散臭く思ってたキムだって、彼の純粋な気持ちに打たれ愛するようになったの。
ジムの不良彼氏に罪を被せられなきゃ、社会で上手く行ってたかもしれないのに~!
エドワードを城へ逃がした警官も良い人だった、ずっと彼を心配してくれてたもの。
あのシーンにはメリーほろっと涙が零れちゃった。
昨夜紹介した「グリンチ」とは設定が似てるけど、ラストはほぼ真逆ね。
「君を抱きたいのに、手がハサミじゃ傷付けてしまう(から抱けない)」
切ない結果に終るエドワードの初恋…愛しい人が白い雪の中で舞う姿を、彼は永遠に忘れず生きてくんだわ…。
それじゃあここで7曲目のクリスマスソングを紹介――「White Christmas(ホワイト・クリスマス)」!
1942年の映画『スイング・ホテル(Holiday Inn)』の主題歌として広まったもので、1954年には歌と同タイトルのリメイク版も公開されたわ。
世界で最も売れたクリスマスソングとしても有名だそうよ。
【White Christmas(ホワイト・クリスマス)】
I'm dreaming of a white Christmas♪
Just like the ones I used to know♪
Where the treetops glisten and children listen♪
To hear sleigh bells in the snow♪
I'm dreaming of a white Christmas♪
With every Christmas card I write♪
May your days be merry and bright♪
And may all your Christmases be white♪
【訳】
ホワイト・クリスマスを夢見ている
何時か見たホワイト・クリスマス
木は1番上まで輝き、そりのベルの音は子供達に響く
ホワイト・クリスマスを夢見ている
クリスマスカードに書くのは
「何時の日も祝福され、輝きますように
クリスマスが何時も白く輝くように」
…びょりです、こんばんは。
歌は毎度ようつべを御参考にされてください。
「シザーハンズ」は正直ヒロインがあんま好かん。
「今でもクリスマスに雪が降るのは彼が生きてるから」と孫に語り、「どうして会いに行かないの?」と訊かれ、「美しかった私の姿を彼に永遠に覚えていて欲しいから」との答えには腹が滅茶苦茶立った。
過去の自分の美しい姿を覚えて欲しい為に、彼を孤独のまま生きさせる積りかと。
事件を知る人達も少なくなったろうし、気兼ね無く会いに行けるじゃないか!
フィクションとはいえ、自己中なヒロインに激おこです。
てかヒロインが早いとこ罪を告白し、エドワードの汚名を晴らせてれば、彼は町の人達から排除されずに済んだかもしれない。
父親は道徳観念が強く、母親はとても優しいのに、その娘と息子はどうして我儘に育つのやら。
発明家もね~、エドワードの両手ハサミはスペアじゃなかったのか?なのに両手ハサミがもう1つ有るのはどういう事さ?
両手ハサミを幾つも用意するくらいなら、クリスマスを待たずに、速やかに完成作プレゼントしてくださいよ。(笑)
つまり監督は悲恋物語が描きたかったらしい。
最初エドワード役はトム・クルーズが演じる予定だったけど、彼からハッピーエンドを要求されて、監督が却下した為に降板したんだそうな。
ティム・バートン監督の作品ってアメリカより日本で人気高いイメージ有ります。
写真は舞浜イクスピアリの、ジュエリーショップのショーウィンドーを撮った物。
映画の雰囲気に合うよう感じたんで…右下隅よく見ると腕時計が写ってます。
“シザー・ハンズ”は上映当時見に行きました!ちょっと悲しい話しで、涙したのを覚えてます 主演のジョニー・デップは当時はあまり知らなかったのですが、今では大スターですよね
…今思ったのですが日本のクリスマス映画ってあまり無いような気がしますが!?何かありましたっけ?
日本のクリスマス映画だけど、調べてみると案外在るの。
古いので1921年公開「路上の霊魂」、バブル時代には「君は僕をスキになる1989年」、2005年公開「大停電の夜に」や、2006年公開「7月24日通りのクリスマス」、アニメ映画で「東京ゴッドファーザーズ」なんてのも在るわ。
広くタイトルが知られてる作品は「戦場のメリークリスマス」でしょうね、イギリス・オーストラリア・ニュージーランドとの合作だけど、監督が日本の大島渚さんだから、日本の映画に含めて良いと思うわ。
映画に出演もしてる坂本龍一さんの作曲したテーマ曲は、今でも多くの人の耳に残る名曲ね♪
…これだけ見付かったけど、欧米のとは違い、日本の場合キリスト教国じゃないから、クリスマス映画でも、宗教的メッセージを篭めた作品は、あまり無い様に思えるわ。