今日は、
今年になってから、ずいぶん沢山書いてきた ” 麺シリーズ ” の6回目、
台南には あまり多くない ” 刀削麺 ” の本格派で、
大同路にある
” 同郷山西刀削麺 ” について、紹介する。
” 刀削麺 ” についてはずいぶん以前に、オレのアパートの近くの
” 萬紅刀切麺 ”
の回で紹介したが、
” 萬紅 ” の麺は、コシがあって 味がうまいけど
” 刀切麺、タオジエメン ” というだけあって、
本格の ” 刀削麺、タオシャオメン ” とは、ちょっと形がちがっている。
( 刀削麺の、中ぶくれで不規則な形状 -の特性が イマイチでていない。 )
それに較べると、この ” 同郷 ” の麺は、何処からどう見ても
” 刀削麺 ” の本格の形をしているゾ。
左上の写真は、” 同郷 ” でこのとき、オレが食べたもので
” 炸醤刀削麺 ( ツァージャンタオシャオメン、
ゆでた麺に ひき肉を炒めた タレをかけたもの ) ” と
” 太魯湯 ( ターロータン、八宝菜をゆるくしたみたいなスープ ) ” だ。
右上の写真が、ここの麺の大写しで、
平たくて中太、比較的短い -という 刀削麺の形がよく出ている。
コシもあって、なかなかうまかったゾ。
このミセのメニューのうち、
オレのお勧めは
オレが食った ” 炸醤刀削麺 ” か ” 搾菜肉糸刀削麺 ” かだな。
どちらも、コシのある麺に 食いやすい味のタレがかかっていて、結構いける。
それと、麺と一緒に頼むスープは、 ” 牛肉湯 ” が、
やわらかいスジ肉が いっぱい入っていて ウマイから
これを頼むといいゾ。
ここで、” 萬紅 ” の時の 繰り返しになるが、
” 刀削麺 ” の由来とかについて もう一度説明しておこう。
” 刀削麺は中国山西省の発祥で、歴史上最古の麺と思われ、
西晋時代 ( 3世紀ごろ ) の書物に記述が見られる。 ”
- っていう刀削麺の解説を、日本発の情報では よく見るが、
オレが 台湾で聞きこんできた話は、ちょびっとちがってる。
台湾の話の方は、
” 刀削麺は、元の時代 ( 13世紀ごろ ) に、
モンゴル民族から 帯刀を禁じられた 山西省の漢民族が、
小さな鉄片で 麺を切り出す技法を 開発してできた。 ”
- っていうものだ。
どちらが本当かは知らないが、
いずれにしても すごく古くからある麺みたいだ。
” 刀削麺 ” は、原型はともかく、
今現在 一般的な パフォーマンスは
左手に 練った粉のかたまりを 乗せ、
右手に 持った、断面が ” く ” の字になった小刀で、
麺を 削り飛ばして、鍋に 飛び込ませるものだ。
ちなみに、 左手のヒラの 上に乗せる 練った粉は、
” 托麺 ( トゥオメン ) ”、
右手に持つ小刀は
” 拿刀 ( ナータオ ) ”
と言う。
最後に、今後何を書いていくかについて
ちょっとだけ予定を、書いておく。
( 予定-だから、気分しだいで 変わるかも 知れないけれどネ。 )
まず、
” 意麺 ” について、
まだ重要なトピックを 書いていないので、そこら辺を 2回くらいでまとめる。
それから、
以前書きっぱなしにしていた
” 小籠湯包 ” について
台南での ミセのランキングも含めて 2~3回でまとめる。
この2点を書いてしまったら、今度は
” 包子 ” とか ” 饅頭 ” に取り掛かる。
そして、その間に ” 台南夜市 ” のシリーズを混ぜていく。
- っていう予定だ。
みんなも、何か他に 読みたいものとかがあったら、
連絡してくれれば、できるだけ 期待に応えるようにするゾ!
一昨日のヒット数 - 610
昨日のヒット数 - 583
昨日は、ウェイトと、久しぶりにまともに 60分(12K)JOGをしました。
今日は、月曜日なので 練習は休みでした。
牛肉湯刀削麺(70元)を頂きました。
歯ごたえのある麺で日本人向き?に感じました。
ここは酸白菜火鍋もやっているようで、人数別のコースがあったりします。
人数がいればそちらもチャレンジしてみたいですね。