![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/45/3d2317850bfc0fed0dc7bf4986ba3ffd.jpg)
今日は、今年になってから ずっと書いている ” 意麺 ” のミセのうち、
” 福州意麺 ( 油で揚げていない意麺 ) ” 系のミセの 二番手として、
友愛街上で、西門路との 路口の近くにある
” 小杜意麺 ” を紹介する。
ここは、日本の情報で 紹介されたことはないが、
既に 50年以上の 歴史があるミセだ。
地元では よく知られていて、比較的若い 客が多い。
台湾の 女の子向けの雑誌 に紹介されたこともあるし、
成功大学の ” ご近所案内 ” にも載っている、人気店だ。
オレが行ったときも、
沢山のカップルや、学生さんのいるなかで
おっさんの オレが、もくもくと麺をくったり、写真をとったりして
一人、違和感のまっただ中にいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/42/abf6bbe701b7ee191ab92cbfc69cbd36.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/62/c2a4d1031d88adcde0467e02cbecd95d.jpg)
左上の写真は、店内の様子だ。
沢山の種類の 魯味の食材が 割と無造作においてある。
モツ類など、動物性の食材が多い。
右上の写真が、今回食べたもの全部で、
” 乾麺 ( ガンメン、タレがかかっていて、スープが無い麺 ) ”
” 餛飩湯 ( ウントゥンタン、ワンタンスープ ) ” それに
” 魯味 ( ルーウェイ、食材をサッとダシでにたもの ) ” だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/66/d492851afef3124bee48240ab8839800.jpg)
上の写真は、
肝心の このミセの ” 意麺 ” の大写しだ。
食べた感想についていうと、
うーん、これは・・・・・
何ていうか、
本当に 若い人向きだなぁ - っていう感じで、
オレなんかは ちょっと 引いてしまうもの だった。
まず、味 ( テイスト ) の方は、
醤油味なんだが、台湾のものとしては、くどい味付けだ。
「 これでもか! 」 っていう位 沢山
” 味精 ( ウェイチン、味の素 ) ” が入っていて、
食い終わってからも、かなりの時間、
口の中の ” むにゅむにゅ感 ” がとれなかった。
「 さすがは、グルタミン酸ナトリウム消費大国の 台湾だ! 」
- なんていう、ワケのわからない 感心をした。
そして、歯ごたえ ( テクスチュア ) の方でいうと、
嗚呼! なんてことだ。
赤ん坊の 離乳食のように やわらかくて
全然かまなくても、どんどん飲み込める。
はぁ~。
- と、ここまで書いた 自分の文章をみて
「 なんか 心底文句を言っている みたいだなぁ。」と思った。
しかし ホントのところは、決して
心底文句を言っている - のじゃあない。
そう見えるかもしれないが、ちょっと違う。
何でかっていうと、
このミセの麺の味には、( オレは、引いてしまったが )
なんとなく、
「 なるほど、沢山の若い客が来るのも わかるな。 」
- っていう気持ち にさせるものが あるからだ。
そして その
” わかるな - っていう気持ち ”
というのは、言ってみれば、
マチで、いまどきの
" 半ケツだしたような Gパンをはいた おねーちゃん "
をみると、オレが 普通 真っ先に感じる
「 みっともないカッコ すんじゃねーよ。 」
っていう 苛立った反応 の向こう側に いつもある
「 若いから できるんだよなぁー。 」
っていう なにか うらやましいような、ちょっと悲しいような 感触
と よく似たものだ。
つまり、このミセの麺は
" 半ケツだしたような Gパンをはいた おねーちゃん "
みたいな味がする。
- って おかしいか。
オレも、確実に年をとっている みたいだ。
一昨昨日のヒット数 - 354
一昨日のヒット数 - 269
昨日のヒット数 - 368
一昨日と昨日は、新竹に出張したりして 練習できませんでした。
今日は、ウェイトと30分JOGをしました。
>「 みっともないカッコすんじゃねーよ。 」
っていう 苛立った反応の、向こう側に いつもある
>「 若いから できるんだよなぁー。 」
っていう なにか、うらやましいような、ちょっと悲しいような 感触とよく似たものだ。
これ!これ!この感覚だ!
このダイアリーの奥に潜む魅力!
若い頃に若い感性でものを見て行動してたからこそ、年を経ても次の世代が自分とは違う感覚を持っていることを認識できる。
壮年にもかかわらず若者の感覚を否定しない精神構造と同じく、日本人にもかかわらず台湾&台南のことを否定しない。日本人相手の観光施設の紹介ではなく台南の普通の食事や生活の観察が記載されているのが魅力なんだ・・・
誤解の危険を省みずに記載すれば、経済的には一人当たりGDPが日本の40%程度の台湾・・・それも第4の都市台南・・・であれば東京大阪よりは経済的な豊かさは落ちる、ようにわずかな滞在期間でも僕には見えた。
だからKool_tadaさんの場合日本と同等の生活を求めて新光三越の地下の食品売り場で食料品を買いこんでも、フードコートで食事を済ませても経済的には問題ないはず。
でも、地元台南の食生活に積極的に入って行ってる。
そして感じたままの日記が書かれている。
台南現地の生活に近づこうとして得た貴重な情報。
これがこのBlogの魅力なんだな・・・
いつも楽しみにこのBlogを見ています。
これからも台南の魅力を日本人に伝えてくださいね^^・・・
一年に一才ずつ年をとること
- は、ブッシュ大統領でも、kool_tada でも、同じ様に、とんでもなく公平に やっていることです。
年令のことを考える時、kool_tada の父親 ( よしおさんのじいちゃん ) が、ガンで亡くなる少し前に、
「 ついこの間、ケンダマに夢中になりすぎて、おこられちゃったよ なんて思っていたのに、もう70才にもなったのか-。 」
って 病院のベッドで さらっと言っていたことを 思い出します。
のほほ~ん - とやっているように見える kool_tada ですが、時々は
「 こんなに、早く過ぎていく人生だから、その時々を無駄にしないように、一生懸命色々なことをやってみよう。」
とか考えたりも しています。
( 毎度、この名前で呼ぶのは 気がひけますが )
コメントありがとうございます。
「 うぉー、恥ずかしい。 誉められすぎだな。 」
っていうのが 正直な感想です。
それと、頂いたコメント についてですが、
今回の kool_tada のいい加減な記事本文 そのものより かっこいい文章と内容じゃないですか。
( 食われてしまったー。 )
よーし、こんなに誉められたから、頑張って、
色々なおいしいものを食べたり、面白い所へ行ったりして、刺激うけまくって、楽しい記事を書くぞ。
- って、
我ながら ” ノリやすい子供 ” みたいですよ。
本当に。