台南・ダイアリー

台湾の台南市で3年、新竹市で2年駐在して、色々な所へ行ったり美味しいものを食べたりしました。

林家魚皮-台南虱目魚屋②

2004年08月29日 | うまいもの


今日は、火曜日に紹介した
” 小巻米粉 ( シャオジェンミーフン ) ” が、
また食いたくなって 国華街に行った。 

食って見ると、火曜日の時よりウマく感じて、
2杯食おうかな とも思ったが、
同じモンばっかり食ってるのも 能が無いので、夏林路 ( シャーリンルー ) の
” 林家魚皮 ( リンチャーユイピー )” に行くことにした。




” 魚皮 ( ユイピー ) ” っていうのは、
” 虱目魚 ( スームーユイ、このサカナについての
  詳しいことは、本ダイアリーの ” 台南蔡 ” の回をみてくれ! ) ”
の皮の部分だが、本当に皮ばっかりっ ていう訳じゃあなくて、
皮にちゃんと 数ミリの厚さの魚肉も、付いているもののことだ。

普通、ただ ” 魚皮 ” って言えば
上の写真の 林家魚皮みたいに、
湯 ( タン、スープ ) に 魚皮が入っているものだが、
” 乾魚皮 ( ガンユイピー ) ” っていって、湯がないヤツもある。 
どっちにしても、魚皮はそのまま食うんじゃなくて、
ワサビ醤油につけて食うのがお約束だ。
 
どんなサカナでも 皮の内側 ( カワギシ ) の部分には、
薄い脂の層があって、ここがおいしい。 
だから、小骨の多い虱目魚で、小骨を避けて、魚皮の所を食う
- っていうのは、うまいし食べやすいので、かなり理にかなっている。

この魚皮っていうものは、通常はちょいと 生ぐさいものなんだが
( だからワサビ醤油につけるのサ ) 、
ココのは新しいから、全然気にならないゾ。 
生姜の細切りも入れ放題だし、焦がしネギの風味がちょっとついていて、
ウマイ!



今日は、もうある程度 腹がふくれていたから、魚皮だけ食ったが、
もしか空腹の時なら、
” 魚酥飯 ( ユイスーファン、
  パリっと揚げた虱目魚の細切りを ゴハンにのっけて甘辛ダレをかけたもの ) ”
+ 魚皮 + 野菜の小菜 
といった コンビネーションを食うのがベストだと思った。

魚酥は上の写真でいうと、真ん中くらいの皿にのってるヤツだが、
あまりよく判らないと思う。 
こんど行った時にちゃんと
” 魚酥飯 ” の写真撮ってくるから 今日はカンベンしておいてくれ!



日付でいうと今日は、農暦の7月14日、
中元節の前の日だが、本当の中元節が月曜日になるので、
今日 ” 拝拝 ( パイパイ ) ” をやっている ヒト/ミセが多い。 
台湾では、この時期に 一年で一番盛んに
” 拝拝 ” をやる。
 
この文章を読んで、日本の人は、全然意味が判らないと思うけど、
オレ達の事務所も明日 ” 拝拝 ” をやるから、
明日のダイアリーで、この風習について詳しく説明するんで、
それを読めば 全部マルわかりだ!


今日も、よんどころない事情で練習できませんでした。

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