読売新聞で連載されている「家庭面の一世紀」がなかなか興味深いのである。これは、現代の「人生案内」の原型、およそ100年前のよみうり婦人付録「身の上相談」からたどる当時の女性像や女性問題である。
1917年(大正6年)3月27日、18歳の女性が悩みを寄せたのが「消ゆる時なき嘆き」である。今からほぼ90年前の”清純”な乙女の悩みとは。
彼女は、男性からの暴力によって「女子に最も大切な操を汚された」ので生涯独身を覚悟している。相談は、勧められる結婚を断る方法なのだ!女性史研究家によると、大正時代は家制度のもとで「良妻賢母」が称揚されて、処女で結婚すべきという考え方が強かったそうだ。回答者の歌人の窪田空穂(うつほ)は、「婦人が自意識が足りないためとか、また勇気が足りないためとかいうのではなく、男子が暴力をもって、婦人を蹂躙していることがわかります。(中略)記者は良縁があったら結婚される事を希望します。良縁というべき縁であったら、必ずその事は許されるべき事だろうと思います」と締めくくった。社主夫人も読むに忍びないと言われた女子の悩みに対する模範回答は、当時としてはあまりにも革新的?で大衆の理解をえられなかったようだ。何故ならば、この「貞操問題」によって空穂は辞職に追い込まれてしまったのだから。
「貞操を守るに死を賭してこそ、価値が尊いものに感じられる。不可抗力として不幸の一語にあきらめたならそれは愚かなことです」という反論が投稿され、14年には、雑誌「青鞜」を中心に、女性は命を捨てても貞操を守るべきかという「貞操論争」が勃発。よみうり新聞婦人付録も15年、「生命か貞操か」の特集をくむほど議論をよんだが、教育者を中心に「貞操は女子が命がけで守るべきもの」という意見が多数を占めていた。
女性に厳しい貞操を求めるが、一方で男性軍は女性関係は自由、セクハラもOKの時代だった。そう言えば「貞女兩夫にまみえず」という言葉もありながら、男は未亡人に妄想を抱くものらしい。その後も貞操問題は身の上相談に何度も登場するとは、今とは隔世の感がある。。。
と、終わるはずだったのだが、アフガニスタンではなんと夫婦間のSEXの回数を廻って大紛糾!
「(イスラム教シーア派の女性は)4日に1度の夫との性交渉を拒否できない」(注、妻の体調不良の場合は、オツトメ免除可)それだけではなく、妻の外出には夫の許可を必要とする条項も盛り込まれた法案が議会を通過して、国家を二分する騒ぎになっているそうだ。欧米では、勿論女性の人権侵害と強く批判し、オバマ米大統領も「忌まわしい」と表現した。背景には、米国寄りのカルザイ政権の求心力が落ちたための人気取りという分析もある。しかし、イスラム教の経典「コーラン」を厳格に適用するとこのようなとんでもない法案もありで、実際アフガニスタン国内では支持する声が圧倒的だとか。こういうのも文明の違いと言っちゃっていいのか。「文明の衝突」は避けたいが、女性は男の奴隷ではないぞ。
しかし、夫は逆に4日に1度は妻と性交渉をすることが義務化されている。4日に一回という数字の根拠はいったいどこからくるのか。このノルマは男性にとって多いのか少ないのか。こっそり聞いてみたい気もする。
1917年(大正6年)3月27日、18歳の女性が悩みを寄せたのが「消ゆる時なき嘆き」である。今からほぼ90年前の”清純”な乙女の悩みとは。
彼女は、男性からの暴力によって「女子に最も大切な操を汚された」ので生涯独身を覚悟している。相談は、勧められる結婚を断る方法なのだ!女性史研究家によると、大正時代は家制度のもとで「良妻賢母」が称揚されて、処女で結婚すべきという考え方が強かったそうだ。回答者の歌人の窪田空穂(うつほ)は、「婦人が自意識が足りないためとか、また勇気が足りないためとかいうのではなく、男子が暴力をもって、婦人を蹂躙していることがわかります。(中略)記者は良縁があったら結婚される事を希望します。良縁というべき縁であったら、必ずその事は許されるべき事だろうと思います」と締めくくった。社主夫人も読むに忍びないと言われた女子の悩みに対する模範回答は、当時としてはあまりにも革新的?で大衆の理解をえられなかったようだ。何故ならば、この「貞操問題」によって空穂は辞職に追い込まれてしまったのだから。
「貞操を守るに死を賭してこそ、価値が尊いものに感じられる。不可抗力として不幸の一語にあきらめたならそれは愚かなことです」という反論が投稿され、14年には、雑誌「青鞜」を中心に、女性は命を捨てても貞操を守るべきかという「貞操論争」が勃発。よみうり新聞婦人付録も15年、「生命か貞操か」の特集をくむほど議論をよんだが、教育者を中心に「貞操は女子が命がけで守るべきもの」という意見が多数を占めていた。
女性に厳しい貞操を求めるが、一方で男性軍は女性関係は自由、セクハラもOKの時代だった。そう言えば「貞女兩夫にまみえず」という言葉もありながら、男は未亡人に妄想を抱くものらしい。その後も貞操問題は身の上相談に何度も登場するとは、今とは隔世の感がある。。。
と、終わるはずだったのだが、アフガニスタンではなんと夫婦間のSEXの回数を廻って大紛糾!
「(イスラム教シーア派の女性は)4日に1度の夫との性交渉を拒否できない」(注、妻の体調不良の場合は、オツトメ免除可)それだけではなく、妻の外出には夫の許可を必要とする条項も盛り込まれた法案が議会を通過して、国家を二分する騒ぎになっているそうだ。欧米では、勿論女性の人権侵害と強く批判し、オバマ米大統領も「忌まわしい」と表現した。背景には、米国寄りのカルザイ政権の求心力が落ちたための人気取りという分析もある。しかし、イスラム教の経典「コーラン」を厳格に適用するとこのようなとんでもない法案もありで、実際アフガニスタン国内では支持する声が圧倒的だとか。こういうのも文明の違いと言っちゃっていいのか。「文明の衝突」は避けたいが、女性は男の奴隷ではないぞ。
しかし、夫は逆に4日に1度は妻と性交渉をすることが義務化されている。4日に一回という数字の根拠はいったいどこからくるのか。このノルマは男性にとって多いのか少ないのか。こっそり聞いてみたい気もする。
>しかし、夫は逆に4日に1度は妻と性交渉をすることが義務化されている。4日に一回という数字の根拠はいったいどこからくるのか。このノルマは男性にとって多いのか少ないのか。こっそり聞いてみたい気もする。
私がコメントする必要はまったく感じませんが、男性にお尋ねになるのなら、女性にもお伺いしなければいけませんね!
節分とか盆正月とか七夕様とかオリンピックとか・・・これわかりますか?
>節分とか盆正月とか七夕様とかオリンピックとか・・・これわかりますか?
わかりますよっっ。まあ、深くは追求しませんが。。。
こどもの頃からずーーーっと、「うつほ」だと思っていましたね。私の場合は、このような勘違い珍しくないのですが。
でも、つくづくいい名前ですね。。。