肝心のレクチャーよりも、頭髪の芸術的なステイルに注目してしまう池辺晋一郎さんと女優の若村真由美さんが司会をされているN響アワーに、先日、日本科学未来館の館長=毛利衛さんがゲスト出演されていた。
毛利さんはクラシック音楽が大好きだということで、ご自分で宇宙から撮影されたハイビジョン映像に、実際に宇宙で聴いた音楽を紹介するという楽しい番組だった。神秘的で広大な宇宙空間に浮かぶ地球の映像にバッハやモーツァルトの音楽が実によくあっていた。あまりにも広大で漆黒の闇が広がる宇宙に、小さくはかなく、あかるく輝いている地球の姿は、モーツァルトの音楽のように限りなく美しく尊く、そしてその存在のもたらす意味が神の意志によるものかどうかわからないが、神々しい輝きと神秘性はバッハの奏でる旋律がふさわしい。
あの映像と音楽を聴いたものは、ほんの少したちどまり、何かを感じ、考え、生きている喜びをちょっぴり味わえる、そんな素適な番組だった。池辺さんもいつも以上に会話を楽しんでいた。
ところで、大変興味深かったお話しは後半で話題になった、毛利さんが2回目の宇宙飛行で行った実験である。それは坂本龍一さんの協力をえて、ピアノ曲、室内楽、オーケストラ、オペラなどを作曲してもらい、宇宙でそれらを聴いたらどのように感じるかという内容である。実験結果はご本人としては意外で驚いたようだ。
毛利さんは日頃は弦楽器を好み、あまりオペラや歌曲のような声楽曲は聴かないそうであるが、宇宙船の中で一番心に響いたのがオペラ、つまり人間の声だったという。
その結果の意外さに驚きつつも、何故だろうかと考える。
というのも、私自身も毛利さんと同様、弦楽器が大好きで声楽は殆ど聴かないけれど、あのハイビジョン撮影を見ながら、自分が同じ実験に参加したらやっぱり人間の声を楽器とした曲に最もひきつけられるだろうと感じたからである。
どんなに高価で素晴らしいストラバリウスも、人間の声にはかなわないということだろうか。
宇宙船で旅行する時、常備薬としてスーツケースに入れるのは、バッハとモーツァルト、私もそう決めている。そして忘れてはならないのはGackt。
彼のどの曲を宇宙で聴きたいか、紅白歌合戦(おそらく10時頃かな)を観ながら今夜は悩んでみようっと。
(な、なんとトラックバックなるものを失敗して2回も送信してしまった。さぞかし相手の方は迷惑であろう。。。)
毛利さんはクラシック音楽が大好きだということで、ご自分で宇宙から撮影されたハイビジョン映像に、実際に宇宙で聴いた音楽を紹介するという楽しい番組だった。神秘的で広大な宇宙空間に浮かぶ地球の映像にバッハやモーツァルトの音楽が実によくあっていた。あまりにも広大で漆黒の闇が広がる宇宙に、小さくはかなく、あかるく輝いている地球の姿は、モーツァルトの音楽のように限りなく美しく尊く、そしてその存在のもたらす意味が神の意志によるものかどうかわからないが、神々しい輝きと神秘性はバッハの奏でる旋律がふさわしい。
あの映像と音楽を聴いたものは、ほんの少したちどまり、何かを感じ、考え、生きている喜びをちょっぴり味わえる、そんな素適な番組だった。池辺さんもいつも以上に会話を楽しんでいた。
ところで、大変興味深かったお話しは後半で話題になった、毛利さんが2回目の宇宙飛行で行った実験である。それは坂本龍一さんの協力をえて、ピアノ曲、室内楽、オーケストラ、オペラなどを作曲してもらい、宇宙でそれらを聴いたらどのように感じるかという内容である。実験結果はご本人としては意外で驚いたようだ。
毛利さんは日頃は弦楽器を好み、あまりオペラや歌曲のような声楽曲は聴かないそうであるが、宇宙船の中で一番心に響いたのがオペラ、つまり人間の声だったという。
その結果の意外さに驚きつつも、何故だろうかと考える。
というのも、私自身も毛利さんと同様、弦楽器が大好きで声楽は殆ど聴かないけれど、あのハイビジョン撮影を見ながら、自分が同じ実験に参加したらやっぱり人間の声を楽器とした曲に最もひきつけられるだろうと感じたからである。
どんなに高価で素晴らしいストラバリウスも、人間の声にはかなわないということだろうか。
宇宙船で旅行する時、常備薬としてスーツケースに入れるのは、バッハとモーツァルト、私もそう決めている。そして忘れてはならないのはGackt。
彼のどの曲を宇宙で聴きたいか、紅白歌合戦(おそらく10時頃かな)を観ながら今夜は悩んでみようっと。
(な、なんとトラックバックなるものを失敗して2回も送信してしまった。さぞかし相手の方は迷惑であろう。。。)