根性カムパニー

根性カムパニーでは日常/感想/色んな事を、広く浅く
そしてもっさりと書いてますよ。

情熱の毒

2019-09-22 21:43:33 | 舞台とか
テニミュ凱旋と幽白ライビュと見てきましたよ。

幽遊白書は普通に面白かった。
何というか遙かとかせんむそが自分の中で解釈違いを感じやすかったので若干怖くもあったけど
これはすごいすんなりと自分の中でああ、舞台化したらこんな感じだな、と腑に落ちた。
原因の一つは恐らく遙かと無双は原作がゲームで、設定としてキャラの反応が結構きっちり決まっていたのがあると思う。
それこそ遙かは立ち絵の数は決まっているのでそのポーズとイメージ違いすぎるとあれ?ってなる。
対して漫画原作は自分の記憶の中での縛りが少ないんだろうな~。
(漫画はだんだんキャラ変わっていくのもザラなので。)

内容や演出も背伸びしてなくて、自分たちに出来ることをしっかりやってるな、と感じました。
強いインパクトの演出!!とかではないけど、原作の筋部分はきっちり拾ってるなぁ、と。
(幽助の話とTWO SHOTSを同時系列っぽく扱ってるとも取れるシーンがあった?と思うんでそこだけちょっと引っかかったけど。)

TWO SHOTSは続編あっても入れようがないしここで入れとくか!って感じなのかな(笑)
まさか麻弥が出てくるとは思わなかったよ…。
こうして見ると幽遊白書ってハンターより女性キャラ立ってるし数も多いんだよなぁ。
次回作あったら静流さん出てくるかな(雪菜は来ると信じている)。是非応援団的なのやって欲しい。
だったらカルトも出て欲しいな~と期待は膨らむ。妖怪キャラの再現が難しそうですが。

とまぁ、色々楽しく語れる程度に私は楽しんだ。
そして同時に幽遊白書は私の自我の成長の過程で読み込んだ作品でもあるので、
これに触れることで己の人生に関する記憶が色々と刺激されてしまった…。
(かつて自分のセンチメンタルな感傷部をかなり抉った作品であったし、その存在がノスタルジーなんですよ。自分にとっては。)


テニミュ
作品との付き合い方がある程度落ち着いてからハマったというのもあるし、作品の息の長さからして
すべてを追うことは端から諦めていて、色々と間違っているところもあるかもしれないけど
全国立海見ると本当に許斐先生の作品作りの上手さを実感します。
最初からここまで考えていなかったと思うので過去の設定の広い方が上手いんでしょうね。
全国立海ってその集大成でミュはその大事なところを拾っているからいちいちおお、って思わされてしまう。

(この時点までは作品として最後の試合と思われる)不二がちゃんと因縁の相手二人と戦う場になっていたり
リョーマの記憶を取り戻すために後から来る乾と海堂は前の試合で離脱しているから合流できるけど、
同時に彼らがかつてリョーマと校内ランキング戦で戦っている(少なくとも原作内で試合描写がある)面子であったりとか。
乾海堂-柳切原が3年/2年ペアであり、かつ3年側の縁があったり(乾-柳は唯一関東の相手との再戦ですよね。S/Dの違いはあるけど)。
関東で戦ってないからこそ手塚と真田の大勝負があったり。

凱旋は東京よりも全体的にと良くなってたですね。歌も安定している子が多いと感じました。
歌雑感。
・リョーマは本当に安定して上手くなった。個人的にはかなり満足している。
・真田は東京よりも良くなってると思うけど、音の最後の処理が若干私の趣味と合わない。
 これは個人的にCDで聞いてきた1st真田の歌い方が気に入ってるからだと思う。彼の方が切るべきところをちゃんと切るので。
 (おてふぇすでのkeep going on!を聞いてもやはり彼の歌い方は大典さんと並んで真田!!って感じかつ、上手い。)
・不二はもうちょっと透明感とか優雅さが欲しいといえば欲しいかな…嫌いではないのだけど。
・仁王の方は余裕というか、アンニュイさというか、底の見えなさがあるともっと良い。音程は良くなってると思いました。
・幸村は普通に上手いので特に意見はなし。彼はどちらかというと次回試合時のソロ曲における表現力が問われると思う。
 それこそ、「これは生きるか死ぬかの真剣勝負」という気迫をどういう立ち位置から歌うかなので。そこに期待と不安が半々。
・乾と海堂の歌、乾の歌い出しの最後の音が若干外れているような気がしつつ、そこまで不安な音ではないのが不思議。
 そして海堂と合わせた瞬間にはハマっているのも不思議。私は割と今代の乾が好きです。
・赤也は上手いけど怖い(笑)いやでも安心して見ていられるからあの試合は非常に好き。

今回見て感じたのは立海の焦りだったなぁ。なんつーか、勝ち急いでいるというか。
幸村の勝利への執着とそれに応えたい仲間の鬼気迫った様相というのか。
リョーマがいない分青学の方が圧倒的に不利なんだけど、追い詰められ感は逆に立海、という感じがしてくる。
(真田は真っ向勝負を捨てさせられ、柳は後輩が幼なじみをボコボコにするのを目の当たりにし、仁王が負けたときにあまりにも呆然とする。
そして時間稼ぎされた挙げ句にスクリーン裏?で敗北するプラチナペア。勝つ人もいるけど皆抉られすぎてて全員でリョーマにつないだ青学との対比が切ない)

リョーマの記憶喪失も何か考えると非常に深い気がしてしまう…意味はあまりないのかもしれないけど。
でも幸村と戦うために生まれ変わってきたようにも思ってしまった。
テニスと過ごしてきた人生をもう一度経験することで天衣無縫に近づいていたのかなとも考えられたので。

まぁ何かそんな感じ。
ノスタルジーを刺激されたせいで、久しぶりにブログに色々書きたくなったのです(笑)

多少、こう、

2016-07-18 21:38:23 | 舞台とか
もだもだもだーっとした時間というか、
心の準備(という名の逃げ)の時間を作らないと
何だか動けないこともあったり。
やるべきことを積み重ねてしまう前に動き出さないといけないんだけどね。


テニミュ氷帝戦は大分気合を入れて来たなと思いました。
3幕越前日吉戦でセットないのとか逆に面白い感じが。
樺地を有効利用したいという考えがあるのかないのか、その辺は
ちょっと気になるところでしたが。以下、つれづれ。

原作におけるラスボスはもちろん立海なんだけど氷帝の立ち位置って
立海以外の他校ともまた違うボス感あるんだなと感じてしまいました。
結局全国でも当たるってのが大きいかもしれないけど割と関東での
因縁をそれぞれ引きずって全国に行くので(そう描いただけかもしれないけど)
面白い試合だよなと考えながら見ていました。
そういう意味でも手塚離脱のこのタイミングは8代目の卒業に案外ふさわしかったりも
するのかなぁ。試合のない大石にも見せ場があったりで何気に盛りだくさんだったしなぁ。

氷帝側を見ると跡部はもちろんなんだけど、個人的に忍足の敗北が印象深い。
何となく精神的にゆる~っと引きずってそうなのは忍足なのではないかと
勝手に思っていたりする。がっくんはその辺切り替え上手そうだけど。


跡部、はまたこれまでと大分違う感じのキャストを連れて来たなと思いました。
これまでのキャストが外見の似具合にかなり力を入れた感じ…だと思うんだけど
今回は別の方向っぽい。やっぱどうしても氷帝と言うチームで見ていると
結構小っちゃくて可愛い跡部でしたけども、声とか、ダンスは上手かったかなと
思いました(演技も悪くなかったけど試合の時の滑舌がもうちょいかな)。
跡部として慣れてきて、貫禄付くともっと良い感じになりそうな気はします。
そういう意味では楽しみ。
いずれにしても3幕の手塚との試合は予想していたよりも迫力があって良かったです。
プレッシャーのある役だとは思うけど、頑張って欲しいな。

あと氷帝の校歌が旧氷のエンペラーではないのが残念…だけどこれは仕方あるまい。
昔馴染みというのもあるけど、個人的にあの時点の氷帝のイメージとして、
「冷たさ」「厳しさ」に重きを置いてる感じがある旧校歌が好きなのかもしれない。
(強者は弱者を支配できる、とかのあたり)
それでも3rdは2ndのちょっとヨーロッパ風なのからも少し離れたかも。2ndのあれも
結構好きではあるけど、ややルドルフと被るんだよね…。

とか、まぁ色々書いちゃうくらい面白かったな~という話。

何してたっけ…。

2015-05-06 11:20:59 | 舞台とか
と思うくらい何もしてない気がするGW。
部屋の掃除兼衣替えとスパコミ・無双舞台、あと美容院行く+αくらい?そんなもん??
あーあとゲーム!(爆)

ダメだ…ダメすぎる…。
(これは無双4-Ⅱから参戦した井伊直政の口癖ですが、これ元ネタとして旧作の無双武将の口癖があるようですね。久しぶりにクロセカ今川の章をやってたら直虎も似たようなこと口走っててちょっと面白かった)


さて、そんなわけで無双舞台見てまいりました。

個人的にはどうしてもジャンルは違えど同じコーエーゲー舞台なのでキタムラ印の遙かを思い出しながら見ておりました。
なのでちょいちょい比較になってしまってます。すみません。

ゲームジャンル違うし、本筋は決まった流れの遙かと比べるのもなんだかなとは思いつつ、正直もうちょい話は絞った方が良かったんでないかなという感想かなぁ。2時間ちょいの舞台をホント息つく暇もなくだだだーっと流していく印象でした。緩めの場面も設けてあるのは分かったんですけど、切り替えがあまり上手くないというか、正則に頼りすぎじゃないか?と思ってしまった。まぁ、無双武将それぞれにストーリーがあり、結構そこもたくさん見せようとしてくれているからああいう形なのでしょうが。キタムラ遙かは割と緩い場面はオリジナルキャラが場面説明とかも兼ねて担当していることが多くて、その辺りの割り切りが舞台独特で(自分としては)好きだったので余計と気になってしまう部分だったかな。そういう意味ではナレーションも無双武将がほぼやってましたけど、それで台詞増やすくらいならモブとかオリジナルキャラにナレーションはさせても良かったんでないかなぁ…(特に幸村はこれのせいで出番がかなり増えてたと思うんで負担も大きかったのではと思う)。
人気とか考えると難しいだろうなとは思うんですけど、個人的にはアニメか4準拠の幸村-信之中心に大坂の役、もしくは三成周りを中心に関ヶ原のどっちかに絞ってしまった方が良かったんでない?という印象でした。本音を言えば義トリオ中心は見てみたいけど三人が一緒にいるところって非常に限られた時期だし関ヶ原以降は幸村と兼続は陣営が別になるのですっごい描きづらいと思うのだ…。まぁその辺はさておき。

各キャラに関して言えば左近と小十郎、正則がかなりゲームを意識している感じで良かったです。
とくに左近はおっさんキャラなのにかなり寄せてきててすごいなと思いました。
この方は奏組の舞台以来ですが、どの舞台も楽しそうにやっているので非常に好印象でした。
正則はゲームのモーションにない戦い方しつつも正則のコンセプトを意識した喧嘩っぽい動きが多かったので上手く舞台に昇華しているな~と思いました。子飼いの内輪もめは史実を考えるとあんなに生っちょろくなさそうだけど、まぁゲーム的にはあんなもんかなと。
小十郎は見に行った回で武器を取り落すミスがありましたが、それも上手く切り抜けていてより小十郎のクール感up!で格好良かったです。ちょうど武器に盾っぽいのもついてるのが幸いでした。殺陣も剣なしで自然にこなしていてすごいと思いました。

あと吉継もキャラショット公開の時はどうなるかと思ったけど(主に衣装のせいで)実際動くところを見るとかなり良かったなぁと思いました。
ゲーム内では神速攻撃で全方位ビームとかやってるのでちょっと期待しましたがさすがになかった(笑)でも武器仕込み采配で戦ってるのはなかなかに格好良かったですな。キャラクターとしてはあまり激しく動くことがないのに、最後のダンスでキレキレだったのもなんか良かった。

ゲームの方で好きなキャラ、特に兼続と高虎は思い入れも激しいためちょい辛口評価。
特に兼続。滑舌がよろしくない。ゲームで声をあてている高塚さんの滑舌がとてもよろしいので相対的にも非常に悪く感じてしまう。
逆に高虎は松風さんが結構(良い意味で)荒っぽい役作りだったため、多少がなっても高虎だしなーで許せた(おい)。
モーションについてもそれぞれもう少しゲームを意識して欲しかったかなぁ。高虎は武器モチーフが多分レイピアなんで(長政の武器がランスなんで同じ西洋風武器モチーフになってた設定だった気がする)モーションもちょっとフェンシングっぽいんですよね。そういうのが欲しかったかなぁと(部分的にはそれっぽい気もしたけど)。兼続はまぁ、この人メインの特殊とチャージ攻撃がほぼ護符の攻撃なので再現は難しかったのかなと思いますが…あの形の剣を普通の剣と同じように使って欲しくなかったかな。N攻撃では確かに普通に切ってるけど出が遅いから基本チャージに持っていくのが彼の攻撃スタイルかなと思うので。まぁこの辺りは再現の難しさとかもあったと思うけど。…兼続に関しては理想が高すぎてちょっと評価辛過ぎる感もあります(汗)だって藤沢周平の「密謀」でも兼続すげー良い男な感じで書かれてるしさぁ!!(史実評とかも込めると顔が良い・背が高い・頭が切れる・明朗快活な印象とすっごい良い書き方なんだもの…ゲームだとシリーズ進むにつれ若干抜けてる子になってってる気もするが)

キタムラ舞台ばかり褒めるのもなんだかなと思いますが、キタムラ舞台だとゲームの立ち絵や設定画のポーズをかーなーり意識して作ってるのが分かるつくりだったので(もしかするとこれは水野絵の立ち絵の良さなのかもしれないけど)無双においてはゲーム内モーションは大事にして欲しかったという感想は自分の中でかなり大きい…。まぁそういう意味ではキタムラさんは(少なくともルビパ作品において)そのゲームのファンが何を求めているかをかなり意識して舞台にしていたんだと思います。無双舞台で演出・脚本を担当された吉谷さんの場合、無双を原作に「舞台として」作品を作ったという感じかもしれない。関ヶ原と大坂の記憶を交互にやっていくところとかは舞台的には結構好きな演出だったし、こういう見せ方もあるのかーと思ったので。無双は史実的に外せない部分があったりゲーム内でもシリーズごとにピックアップされる面が違ったりで難しい中良くあそこまで色々詰め込んでも破綻しないものになっていたのはすごいなーと思います。
あ、今回かなり詰め込んだのは仮に次があるならもったいないなというところもあって、ネタ使い切るよりも細かくじっくりエピソードやった方が細く長くやれるんじゃね?という個人的な希望もあったりします(笑)無双って戦闘以外はムービーのみでサラッと進んでいくから、ムービーの場面とかその前後をもうちょい深める形で舞台化するってのは割に(女性ファンに)需要あると思います。特に三成周りはエピソード沢山ありますし。(そう考えるとクライマックスを関ヶ原にした三成主役の舞台とか良いなぁって思うけど、ハイパーさこみつ無双な感じになりそうでそれはそれでニッチなのかなぁと思ってしまうのでした…。いやまぁ、吉継も正則もいますけど。)

橙漣

2014-10-05 21:52:56 | 舞台とか
色々とおざなりで人間としてどうかと思う今日この頃です。
とりあえず遙か5の舞台が12月もあるようでおめでとうございます。

今のうちに今回の舞台の雑感。各キャラごと。

瞬兄…ゲームより好きかも。多分余計な台詞がないからだ(おい)割と無口でカタブツな感じが良く似てたように思います。
龍馬…マントと二丁拳銃が格好良い。中の人のテンションも高かった(笑)
チナミ…アクション的には武器が変わってることもあり個人的に一番見てて楽しかった。あとみつあみをいじる癖が再現されていて良かった。
沖田…ビジュアル再現度はアーネストと並びトップかなと思ってます。動き方もかなりゲーム沖田のキャラを意識している感じが。素の顔は結構目力強そうなんだけど、役の時はうす~い感じになっててすごいなと。
小松…セリフ回しが立花小松に近くて良かったです。ストーリー的に恋愛要素がほぼないので、ものっそいやり手の部分しかなかったけど、逆に格好良かったかもしれん。ただ薙刀が軽そうで戦闘能力は低そうだなと思った(笑)まぁ実際のゲームでもそんなに攻撃力は高くないけど。
桜智…舞台でもしっかり笑いを取ってった。でもってゆきちゃんと話す時に腰を折って目線をゆきちゃんに合わせようとするところが良かったなぁ。
アーネスト…めっちゃ格好良かった。色々と様になっている。戦闘は銃なのでアクション少なめで難易度低いのかもしれませんが。
高杉…舞台初めてだったのかな?やや滑舌が怪しかったですが声と殺陣は良かった。今後に期待!でもって中の人ふわふわしすぎだろう笑)
都…非常に素晴らしい都でした。ゲームよりも素直にゆきと仲の良い幼馴染をしていてホントに良かった。天使って言わなかったからなぁ。
ゆき…こっちも基本ぽやっとした感じは残しつつ、後半に行くにつれてしっかりしてくるのをきちんと描写してあって良かった。(その点はかなり意識的に書いてるのかもしれませんが、ゲームより分かりやすかったような気がする)
天海…中の人がアクラムと同じなので安心して見てたし、やっぱ強そうだった。アクラムをやっていたから色々と思うところはあったのだと思うけど多分みんなを引っ張って行ってくれてたんだろうなぁと思います。

全体的につめこみストーリーですが満足度は高かったです。
1週目~無印の全員クリア後ストーリーに近い流れですがオチの付け方が上手いなーと思いました。
ゲームやってるとあの終わり方の後がどうなるか想像つくもんなぁ。

篝火草

2014-02-09 22:18:35 | 舞台とか
色々とアニメイトで予約してたら来月1週間のうちに4つ発売日がやってくるところが…
最後がダブスコの発売日なのでそこで取りに行くことになるかな。我ながら色々と予約したなー。
ダブスコは色々と心配ですけどとりあえずついていく所存。温泉CDも今日探せばよかったな。

今日はテニミュvs四天宝寺でしたが個人的に思ったこと
・不二の気合
後半の本気不二はやりすぎると不二っぽくなさそうで難しそう。
個人的に今回の不二はやや強めに感じだけどこれはこれで好き。
・白石
不二が今回結構強めに歌ってるのもあり、白石にももう少し強めに演じてもらいたかった。
ドリライでは色気強めで良いんですけど(笑)本公演は硬派な方が好きだなぁ。
(というか私が5Bの白石好きなだけか)
・タカさん!
1stのDVDでも好きだったんですけど、やっぱりあの回想シーンと手塚からタカさんへのセリフでうるっと来てしまった…。
ただタカさんのふらふらっぷりが常に生まれたての小鹿のようだったのが若干の笑いを誘っていた。
6代目青学のタカさんでも見てみたかったと地味に思っていたりする。
・乾
手塚に必死にノートを見せるところが可愛かった。やっぱり私は乾好きっぽい。
・リョーマvs金ちゃん
コイツを倒したい!は昔の方がノリノリで良かったと思う…がもしやあのテンポだとあの演出難しいのかな。
スーパールーキーの勝負がものすごい次元なのが良く分かる面白い演出だったと思います。
・曲とか
最初の曲とか、四天宝寺校歌?が新しくなったかなーと思いきやone more stepには昔のままで残ってたりで
すごい盛り盛りな感じでした。This is my best!もあったのは嬉しかった(でも一部カットされてた?)
実際のところメインテーマをアレンジ変えて最初・真ん中・最後とかで使う方が好きだったりしますけど。
だからやっぱりone more stepは最初にも歌ってほしかったー。
1st 全国氷帝のこれでもかとTHE TOP入ってるのが好きです(笑)

仕事積んでることもあり

2013-04-14 12:00:25 | 舞台とか
ドリライにゲストが来るのが発表になりましたが、四天B白石が土曜日に来るとはっ…!!orz
東京だったら間違いなく行ったのに…横浜はちと…きつい。
あ、でも個人的に日曜に6代目の手塚が来るのは嬉しい。つかテニミュファンの乾は来ないのか!!・笑

それにしても何となく人選に意図的なものを感じるゲスト陣つーか。

何気にもう開催まで日が近いんですよねぇ。
すごく楽しみなのだけど自分の仕事具合だけが心配だ(汗)
休日出勤にだけはなってくれるなと。

大人になりたいその目を塞ぐ

2013-02-02 17:08:17 | 舞台とか
てーなわけで、遅くなりましたが極上文学のレポっつーか感想です。
公演がもう終わっていますので大丈夫だとは思いますが、
ネタバレありますのでニコ生見ようと思う方などはご注意。

極上文学(学の字は正しくは學なのですが)シリーズは今回で3回目ですが、私は初めて見に行きました。そのせいか最初はちょっと戸惑った…というか色々とシュールでギョッとしました。朗読劇って「私の頭の中の消しゴム」しか見に行ったことなかったのでアンサンブルついてるのにビビった。しかも朗読劇にしては動いてると思うんで、私にはそのあたりがじわじわきてしまいました(笑)そこでまた本見るんかい!みたいな突っ込みを入れたくて仕方なかった。でも、書生に色々読ませるのは上手いなと思ったし、聞いててやっぱり地の文が美しいこともあり(漱石だから当たり前ですが…っていうかそこは得してるよなーこの舞台、と今更ながら思う)、朗読劇というスタイルなのは間違っていないと思います。

この間の記事にも書きましたが、内容は夢十夜の抜粋とこころの一部がドッキングする感じのもの。
夢十夜からは第一、第三、第四、第五、第六、第七、第八夜が読まれ、順番はちとうろ覚えですが
第一→第六(蝶メイン)→第三→第四(日替りネタ)→第七(百合メイン)→第五→第八(時メイン)→第一+こころ
だったかなーと。あと→部分にはちょいちょい書生さんのこころ朗読が入ります。第四は書生さんが地の文読んでましたね。
夢によって時代も登場人物も全く異なるので百合・蝶・時(←役名です)の役どころもその都度変わります。
第一夜で百合が女役なのは知っていましたが、結局全員一回は女役回ってきてましたね。

夢十夜とこころがどう絡んでくるのかなーというのを全く何も考えずに見に行ってたのですが
第一夜の世界がこころ世界とリンクするという展開と考えて良かったのかな?
蝶=第一夜の男≒先生
百合=第一夜の女≒先生の妻
っぽい感じ。
時…は時間という概念そのものでもあるけどもしかしてKなのか?うーん。そこは良く分かりませんでした。ただ最後に百合が時を見てお前は…!ってなったからそうなのかなと思ったけど。書生には時の姿は見えてなかったみたいだし。
(個人的には運命のタロット的にKの存在が転写されたのが時で、自分の罪に悩む先生の前に現れて先生を百合に転写してしまったら面白いのになーと思いましたが、そうすると女の存在がわけわかんないですね。或いは蝶がKと考えるのも面白いかも?(先生の心をずーっと占めているのはKの存在と考えると)まぁこの辺は皆さんの想像にお任せ☆なのかな)

そんな訳で最後は「こころ」の世界と第一夜の世界はその境目が曖昧になり、これが誰の夢なのかも分からなくなり(そもそも夢なの?)、書生は真っ赤な吹雪に飲まれ幕が落ちます。結構怖い感じの演出ですね。不条理感もありますがそもそも夢十夜だからそれもアリかなーと思わされます。個人的にはアリ。てなわけで総じて面白かったです。次の公演がもう決まってるみたいですが、それも見たいなーと思った。コンセプト的には嫌いじゃないです。(ちなみに次回は「藪の中」とのこと)

あ、あと帰り道で前に居た二人組が話がわけわかめだったと言っていたけど、確かにこれは夢十夜の枠組みとこころの粗筋知らないと特に最後が分からないだろうなと思いました(色々想像して楽しむとかそういうレベルじゃなくわかんなそう)。…本当に昔読んでて良かったわ。

と、言うのが概ね舞台自体のあらすじと感想。
続いて役者さんに関係する辺りを。

私は19日夜の回を見たのですがまぁ目的はこの回の蝶役でした。
(もともとテニミュの初代柳やってた人なので顔自体は知ってたし好きだなーとは思ってたんですが先日の奏組(ルイス)で完全に転んだ感が…)

この方の若旦那は非常に格好良かったのですが、山賊は巻き舌すぎて笑ってしまいそうだった(おい)。若旦那も低い部分がちょっと頑張りすぎな気も。声自体はすごい好きなんで低い部分の張り方はもっと綺麗になるように頑張って欲しいかな。あと基本的に背が高すぎて着物が大変な感じでしたね。女役もやってたんですが身長がマジ大変なことに…!(旦那も背が高いがそれ以上に背が高い妻だった…あと大変細い人なので女っぽい柔らかさがないから余計に違和感がっ)
そう言う意味では蝶役はあと二人いて、そのうち初代不二役の方なんかは男も女もいけそうなんでその回も見てみたいなぁと思ったのでした。
あとは完全に個人的な思い入れですが夢十夜って読んだことがあったのは高校受験の勉強で読んだ第六夜だけだったのでそれを蝶役がやってくれたのは嬉しかった。でもってかなり不思議な、ちょっと怖い雰囲気のある舞台の中で数少ない怖くない夢だったので毛色の違う感じがあって良かったです。木を彫るところとかね。ちょっと笑いもありつつで。

最後にちょっとだけトークもあり、役者さんの素の雰囲気が見られて良かったです。この日は蝶役の子1人だけが初日だったためすごい緊張したこと(しかも午前の回に出ていた方にプレッシャーかけられたらしい)とか、前回の舞台に出られなかったのでリベンジしたかった!的な話しとか。あと好きな役は山賊とのこと(悪役あまりやらないから)。ちなみに百合役の子は第一夜で時役の方は子供役、書生さんは最後の埋まるところがそれぞれ好きみたいです。この辺で百合役の子が長い髪(カツラ)をいじるのですが木更津が一瞬頭をよぎりました(2nd木更津役の子でした)…。
キャストの組み合わせが毎回変わるのは役者からするとやはり緊張するとのこと。それ言われるとやっぱ千秋楽の組み合わせが見たかったなぁ…と思っていたところでのニコ生配信ということで、大変有難く思っています(笑)

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舞台って原作でハマったものに(サクラ・遙か・テニス)ついては見に行くハードルが低い割にそれ以外のものってなかなか手を出さない性分なのですがこれは見に行って良かったです。まぁもともと和物モチーフは好きなので日本文学というテーマ自体がそれなりにそそられるものだったってのもありますけど(単純な奴め)。

ETOILE

2013-01-20 14:12:47 | 舞台とか
昨日の極上文学、なかなか(色んな意味で)楽しんで来ました。
「夢十夜」の構造と「こころ」の基本的な展開は分かっていた方がより楽しめると思います。
詳しく知ってるとより楽しいと思いますが。「こころ」はほんとざっくりでも知ってた方が良いかと。

月曜日まで公演が続きますので、感想はそれ以降に載せようと思います。
(というかまだまとめきれてないのが大きい)

あーでも今のうちに一つ言っておくと、自分が夢十夜で初めて読んだのは受験勉強のテキストで出会った第六夜でした。
今回それを蝶役がやってくれて個人的にはすごく嬉しかったです。
(蝶役の子が見たくて行ったわけでもありますし)

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役名間違えてたので直しました(汗)百合を持ってるけど百合になるのは女の方なんだな。完全に勘違いしてた。

Whizz Bang

2012-12-31 21:56:08 | 舞台とか
今年のうちに巴里レビュウ感想!面白かったです!ついでに今年のサクラを振り返ります。

席は会場のちょうど真ん中よりちょっと前くらい。舞台全体が見やすい席でした。
新キャラを迎えての公演ということで、どうなるのかなーと思っていましたが面白かったです。
紐育の誰忘シナリオをちょっと軽くした感じのお話でしたね。
新キャラが結構いい味出してたと思います。
(フィルブラン役の高橋さんをこういう舞台で見るのはハンターのミュージカル以来だったのでちょっと感動。)

サクラ系では前に見たのが奏組だったのでやはり歌唱力の高さをひしと感じました。
グリシーヌの歌い上げる様はすばらしい…。
帝都は舞台歴が長いこともあって割とキャラ崩れしてるところもあるんですけど、巴里は(なんとなくですが)中の人が結構意識してキャラを保っているように思います。まぁそうしないとロベリアとか大変なことになるしね。そういう部分と中の人の素がちらっと見える瞬間がすごく良いシーンになることもあって、今日もちらほらそういう雰囲気を味わえて楽しかったです。最後のエリカのあいさつなんてまさにそういう感じ。エリカが最後のあいさつで良いこといっぱい言ってたのに、最後の最後でかんで、そこでみんな笑ってるところね。コクリコとグリシーヌのコメントはアドリブなのだけどかなり「らしい」感じで本当にシャノワールで彼らのレビュウを見ている気持ちになりました。
あとメルの人はちょっと厳しい感じもありつつかなりメル再現度高かったと思う。最後の挨拶で開演が遅れたことをお詫びしていたりと物語上の立ち位置にかなり近い部分からの挨拶だったので感心しました(いつだったか、メルの人は会場の声援に結構てんぱってたようなことがあったと思うので、こんなにアドリブきくとはなー)。

ほんと、巴里花組可愛かったわ…。
シナリオ的には紐育・奏の方が好みだったけど巴里花組の良さみたいなものは伝わってきたなぁ。

しかし、今年のサクラの舞台は紐育・奏・巴里と(舞台面では)充実していましたね。
アートフェスティバルでサクラカフェが復活したり未発表の設定画が出てきたりとここ数年ない動きも見られてファンとしては色々楽しませてもらいました。つか未発表の設定画ですけど、紐育の衣装(新次郎・ジェミニ・ダイアナ・昴の冬服とサジータの夏服・ワンペアの別衣装など)はなんでもっと早く出てこなかったの…OVAでも使わなかったの…めっちゃ可愛かったのに。恐らくそもそもの企画としてゲームでOVAの話くらいまでやるつもりであったとしても全然驚かないんですが(むしろそうだと思ってる)その中で作ってあった設定画だったのかなぁ。どこかでこれがきちんとしたイラストとして起こされて公式に発表されるとと良いなぁと思います。そこは来年に期待。

舞台の出来は総合的には紐育だったなーという印象。スターファイブとして舞台を作ってきた安定感・既存曲アレンジ含めた曲セレクトの良さ・シナリオのまとまりという点で最も良く出来た舞台だったと思います。ここのところ舞台ばかりだったサクラですが、その元にはゲームのシナリオがあって、彼らのストーリーはそこにあったんだということを改めて思い出させてくれた舞台でした。新曲もスターファイブのレビュウ曲・キスミー系バラード・ゲーム内BGMアレンジのサブキャラ曲とバランスが良かった。特にゲームBGMアレンジ「恋する紐育」は良かったなー。巴里との比較になっちゃうんですけどやっぱ紐育はサブキャラの層の厚さが舞台全体の質を上げていると思います。サニー・ワンペア・ラチェットと4人もサブでいるのがかなり有利な感じ。(あとラッシー先生とレッドベリーもかな。)
大紐育を3までやって、星継をやって、確実にスターファイブはレベルが上がっているし、紐育のカンパニーとしてのまとまりも出来ていて、そこに良いシナリオを持ってきてもらえて、本当に円熟期と言って良かったのではないかと思います。

奏組はこれまでの帝都・巴里・紐育と比べるとまだまだサクラファンの全てから受け入れられているわけではありませんが舞台に関してはこれからを十分期待しても良いのではないかと思いました。…というのは私がもともとテニミュファンでもあって若手俳優の舞台に耐性あるからかもしれんが。歌があのコンビで描かれていて設定さえちゃんとしていれば私にとっては大方「サクラ」足りうるんですよね(個人的には奏組に足りないとはとにかくこれまでのサクラ大戦世界ときちんとリンクした設定の下地だと思っています)。だから声優が舞台に立たなくてもキャラデザが藤島先生じゃなくても許せてるんですよね(逆にここに「サクラ」を見出していると奏組は受け入れがたいと思う)。
でもまぁ、女性向けを考えた時点で若手俳優持ってきたこと自体は間違ってないと私は今でも思っているぞ。
漫画版の売れ具合等々考えますと今後どうなるのかはひっじょーに不安ですけど個人的には次の展開を期待します。ここを上手く掘り下げて行くことがサクラ大戦世界(特に帝都)自体を掘り下げることになると思うんですよねー…という理屈もありますが私としては奏組も楽しめちゃってるんで終わられると寂しいのですよ(笑)出来れば最終的にはゲームになって欲しいですけどどうなることやら。ゲームは無理でも舞台は同じ面子でまたやって欲しい…と切に願います。
…まぁなんだ、ルイ音子もっと見たいよ!というのが正直なところです(笑)

来年は劇場版のブルーレイDVDからかな。これもすごい好き(特に轟雷号発車シーン)なので楽しみ。