現代の木造住宅は 20～30年が寿命かなと思います。

という記事を見ました。
は？
それじゃ、30歳で建てた家は60歳で建てなおし？
30歳で30年ﾛｰﾝで買ったのに、そこからさらに2-30年ﾛｰﾝでｳﾁを建てるのかい？

いやいや、そのりくつはおかしい　ってどらえもんも言っておられる。

まぁ、確かに古くなってくると家も傷みますからね。
外壁を修理、塗り替えたりとか、床材の張り替えも必要かもしれません。
いわゆるﾘﾌｫｰﾑってやつでしょうか。

たとえば20代や30代前半では新築では買えないので中古住宅を買ったとします。
それも手の届く範囲で言ったら築15-20年。
仮に30歳で築15年の家を買ったら築30年になるのは45歳の時。
え？まだﾛｰﾝ終わってないよ？ってなりますね。
およそ30-35年でﾛｰﾝが終わるのが普通ですので、築15年だったら築45-50年で払い終わり「さぁ、これからだ！」って時に、もう充分古くなったので建てなおして新たにﾛｰﾝを組む。

なんかおかしいだろ？

だったら家なんて買わないで、賃貸の方が楽じゃんか！
ってことは、実際のところ家の寿命ってどのくらいなんでしょうね？
数年前に近所の家がﾘﾌｫｰﾑしてました。
台所の流しなどをすべて入れ替え、外壁は塗り替え、給湯器は交換など。
400万くらいは掛かったんじゃないですかね？
でも、見た目は新しくなっても構造は古いまま、耐震基準も変わってませんからｸﾏﾝｺ地震規模など来たらﾀﾞﾒでしょうね。

それでも建て替えずにﾘﾌｫｰﾑをするのは、やっぱりお金の問題でしょう。
つまり、誰もが古くなったから「建て替え」ってわけにはいかないんですね。
専門家が、もうそろそろです！って言ってもね。
たとえば車もそうでしょう？
10年経ったら故障が次々とするから乗り換えた方が良いって言われますが、そりゃー確かに少しは傷んだりするでしょう。
でも、修理すればまだまだ乗れるのですよ。
つまり、手を掛けてあげるってことが大事なんじゃないんでしょうかね。

俺のｳﾁも建て替えないで死ぬまで住めるといいなぁ。