南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

あらためての衝撃

2012-12-17 13:06:11 | 政治
厳しい選挙結果になることは覚悟していましたが、これほどまでの大惨敗とは思いも寄りませんでした。
2005年の郵政選挙どころの騒ぎではありません。
前回の2009年との比較ではなんの参考にもなりませんので、2005年との比較で検証してみました。

小選挙区(全国計) 2005年:52議席  2012年:27議席
比例区 (全国計) 2005年:61議席  2012年:30議席
民主党総議席数   2005年:113議席 2012年:57議席

これを東海ブロックで見てみます。

小選挙区(岐阜)  2005年:0議席   2012年:0議席
    (愛知)  2005年:6議席   2012年:2議席
    (三重)  2005年:2議席   2012年:2議席
    (静岡)  2005年:2議席   2012年:2議席

比例区 (岐阜)  2005年:1議席   2012年:0議席
    (愛知)  2005年:4議席   2012年:4議席
    (三重)  2005年:2議席   2012年:0議席
    (静岡)  2005年:1議席   2012年:0議席

全国のブロックごとでも見てみます(小選挙区と比例区計)。

北海道  2005年:11議席  2012年:2議席
東北   2005年:12議席  2012年:7議席
北関東  2005年:11議席  2012年:5議席
南関東  2005年:9議席   2012年:8議席
東京   2005年:7議席   2012年:5議席
北陸信越 2005年:9議席   2012年:4議席
東海   2005年:18議席  2012年:10議席
近畿   2005年:17議席  2012年:9議席
中国   2005年:5議席   2012年:2議席
四国   2005年:3議席   2012年:2議席
九州   2005年:11議席  2012年:3議席

こうしてみると「民主党」ブランド力の劣化がよく分かります。
小選挙区で勝ちあがった民主党議員はおそらくそれをカバーできる“何もの”かを持っていたはずです。
民主党再生のために必要なことはここから学べます。

ひとつは「民主党ブランド力」のアップ、それは新民主党の綱領をつくることから始めなければならないと思います。
もうひとつは政治家個々人の努力により、党派を超えて人を惹きつける「何もの」かを身につけることでしょう。