議場騒然

　「最近の国会運営では民主党・自由民主党・公明党の３党のみで協議をし、合意をすれば一気呵成（かせい）に法案を成立させるということが多数見受けられ、議会制民主主義が守られていない。

　参議院で審議を行うなか、社会保障部分や消費税の使い道などで３党合意は曖昧なものであることが明らかになった。

　国民への約束、国民の声に背く政治姿勢をとり続ける野田佳彦内閣総理大臣の責任は極めて重大である。

　よってここに、野田佳彦内閣総理大臣の問責決議案を提出する」

この文言に賛成することを、よく自民党参院議員が了解したものだと不思議に思っていました。
その疑問を本日の運輸労連大会で同席した藤本参院議員に尋ねてみました。
すると驚いたことに自民党参院議員の多くが採決するその場で文面を知ったそうです。
議場に配られていた問責決議文を読んで議場がざわめいたとのことでした。
信じられないようなことです。
しかしこれが事実だとしたら、民主党の組織的運営と同様に、自民党もダメですね。
なにか末恐ろしくなってきました。