一人想うこと :  想うままに… 気ままに… 日々徒然に…

『もう一人の自分』という小説を“けん あうる”のペンネームで出版しました。ぜひ読んでみてください。

家族葬

2009-09-27 22:18:38 | 日記・エッセイ・コラム
 叔母が亡くなった。
私の母親の三番目の妹だった。
体調を崩し、入院してから一週間、あっという間だった。
叔母には一人息子の従兄弟がいた。
母一人、子一人の生活。昔から仲の良い親子だった。
叔母が入院している間、見舞いに行ったが、すでに悟っているのか従兄弟の顔を見るのは本当に辛かった。
そしてお葬式。
それは身内だけの家族葬だった。
ごく近い家族のような親戚だけが集まり、通夜は叔母の自宅で行なわれた。
叔母の家は無宗教だった。だからお坊さんもいない。
居間に祭壇が飾られ、バラの花で埋め尽くされていた。
そして故人を偲んで昔話に花が咲いた。
本当に亡くなった叔母のことを思ってくれている人だけが集まっている。
なんだか私はホッとした気分にさせられた。
本来亡くなった人を送るというのは、こういう事なんじゃないかと・・・
 そして翌日。
火葬場で最後のお別れをした時、従兄弟の震えるような、「ありがとう」という言葉が、今も耳に残っている。

 家に帰って来てから、カミさんと二人でポツンとでた言葉。
それは、
「私達が死んだら、ああいうお葬式がいいね」
だった。


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羊蹄山

2009-09-21 22:52:45 | バイクに乗って
 先日、天気が良かったので、久しぶりにバイクでニセコまで行ってきた。
目的は蝦夷富士とも呼ばれている羊蹄山を見るため。

 途中立ち寄った中山峠から見た羊蹄山。

Youteizan13


 確かに稜線が綺麗で富士山に見える。
たぶんここから見る羊蹄山が一番綺麗かな。

そして南側の真狩から見た羊蹄山。

Youteizan23


 ちょっと形が歪になってきている。

ここからニセコに入り、パノラマラインを通ってニセコの山中を走り回り、北側の京極から見た羊蹄山。

Youteizan33


 なんだか別の山に見えてしまうね。
やはり本物には敵わないか。
でも、ニセコ界隈を走り回っていると、羊蹄山の存在は圧倒的だね。
この山のおかげで京極では美味しい水が湧き出ている。
そして、なによりもこの山を見ていると不思議と安心感がある。
どこから見ても、いつまで見ていても飽きないね。

 結局羊蹄山の周りをバイクで走り回って帰ってきたら、300キロ走っていた。
それにしても帰りは寒かった。
もう秋だもんね。


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PPM マリーさん逝く

2009-09-17 22:16:53 | 日記・エッセイ・コラム
 今日の夕刊に、PPMこと『ピーター・ポール&マリー』の女性メンバー、マリー・トラバースさん死去の記事が載っていた。
72歳で白血病と闘っていたらしい。
 PPMは子供の頃、よく聴いていたアメリカの伝説的フォークグループだ。
当然、当時のギター小僧の教本的存在であり、憧れだった。
今では学校の音楽の教科書にも載っているらしい。
『花はどこへ行った』『パフ』など有名なヒット曲がいっぱいある。
その中でも私が好きなのは、
『500マイル』
あの時代が頭の中に蘇るね。

マリーさん安らかに・・・




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『夢は想いから』

2009-09-12 21:22:08 | 日記・エッセイ・コラム
 『夢は想いから』という詩集が good book から出版された。

Yumehaomoikara1


 この詩集は10人の詩人の合同詩集だ。
表紙のイラストはおなじみの、こいでみほさん。
詩集っていいよね。
どこからでもパラパラとめくって読める。
そしてなぜか目に留まった詩がジーンとくるんだよね。
今の自分とダブって見える詩もある。
それにゾクッとするほどの表現も・・・
「涼 ここから見える あの丘に 夕陽が咲いているよ」
 私もカミさんも夕陽が好きで、空が紅くなるといつも夕陽を見つめている。
そんな夕陽が咲いているとは・・・
素晴らしいね。

 夢を想い続けると、いつかは叶うと言います。
そう、『夢は想いから』

お買い求めは下記 good book へ
http://goodbook.jp/


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UFO?

2009-09-08 21:15:23 | 日記・エッセイ・コラム
 先ほど、そう今から二時間ほど前のことだった。
いつものようにバーボンを飲みながら窓の外を眺めていると、一際輝く一番星があった。
それは南の空にぽっかりと浮かんでいた。
思わず窓を開け、眺めていると、微妙に左側に動いているような気がした。
一瞬、立ちくらみかな? と思い、一度目をそらしてもう一度見てみた。
やはり左に動いているようだ。
今度は目の錯覚かな? と思って、白樺の先端を目印にもう一度確認した。
すると、立ちくらみでもなく、目の錯覚でもない。
確かにその一番星は左の方向、つまり東に向かって動いているのだ。
思わずカミさんを呼んだ。
「星が動いている!!」
 カミさんも慌ててベランダに出てきて、その星を眺めた。
すると、その星は徐々に速度を上げ、東の空に飛び去り忽然と姿を消した。
 二人で顔を見合わせたが、いったいあの星はなんだったんだろう。
ヘリコプターや飛行機ではない。
もし、へりや飛行機なら、光りは点滅しているし、あれだけ明るいということは距離も近いということだ。
ならば当然エンジン音が爆音として聞こえてくるはずだが、まったく音はしなかった。
では人工衛星か?
いや、人工衛星にしては明るすぎる。
それに人工衛星は前に見たことがあるが、もっと暗く速度も一定していて一直線に飛んで行った。
ではやはり・・・
そうだね、なんだかわからないから未確認飛行物体。
つまりUFOなんだろうね。


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ローソク岩

2009-09-01 21:57:30 | 日記・エッセイ・コラム
 カミさんと久しぶりに積丹半島にドライブに行って来た。
なんと言っても印象に残るのは、やはりこれだね。
ローソク岩。

Rousokuiwa13


高さは46メートルという巨岩であり奇岩だ。
このローソク岩にまつわる伝説は色々とあるようだ。
そのほとんどが北海道の先住民であるアイヌ民族の伝説だ。
 今日、ローソク岩を見たのは、かれこれ20年ぶり位のような気がする。
今までは、ただ、「すごいなぁ~」と見ていただけだが、今日のローソク岩は、なぜか民族衣装を着たアイヌ女性が祈りを捧げているように見えた。
そんな風に見えるのは、私ぐらいだろうか。
ふと、そう思ってしまった。


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