ガガブタ

この花を見ると、アサザ再生プロジェクトを思う。
霞ヶ浦での取り組みは、毎年夏にはニュースに取り上げられ、
その成果が報道される。
長谷池も、山の中の守られた一角だけれど、確実に増え続けている。

ガガブタも似た環境が与えられれば、同じように再生可能な水生植物。
育つべき場所が無くなってしまっただけのことだと思っている。
大久保のため池にも、時折再生したガガブタを見るようになった。
オニバス再生プロジェクトの次の課題かも知れない。

京都植物園では、思いのほか増え続けているようだけれど、
自然流入する水路がないことが、少し気掛かり。
温室前に、ハナカガブタが展示されているのも、気掛かりだ。
間違ってもこの場所にホテイアオイなどを浮かべないでほしい。

水生植物でひとくくりにするだけではなく、栽培ルールが欲しいとつくづく思う。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2008.08.22 京都)
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