HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

クリ(日本栗 Japanese Chestnut)

2017-06-13 | 夏 樹木 果実・葉

独特の匂いを敬遠する方も多い。
ブナの仲間はおしなべてこのような姿の雄花を垂らせる。
だから樹下には花粉を飛ばした雄花序が虫のように落ちている。


見渡しても、雄花序ばかりが目立つ。

花の展開の最初は雄花序ばかりしか咲いていないようにさえ見える。

花序の基部辺りに雌花が咲く筈だけど…と探してみる。









やっと花序の基部に雌花が見つかる。


やっと雌花、毬の原型、緑色の総苞の中に3個。

3個の雌花、針状の花柱は10本程度、総苞から飛び出している。











ニホングリ
(Japanese Chestnut) ブナ科クリ属 Castanea crenata
(2017.06.09 明石西公園)


冬芽
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未熟な栗 クリの花 虫コブ



2 コメント

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クリの花 (こいも)
2017-06-12 23:16:31
林の子さん
あちらこちらで栗の花がすごいですね。
あまり近くで見ることができないのですが
コロッとしているのが雌花でしょうか?
白くて綺麗な雄花序ですね。
いつも素晴らしい画像で目が点になります。
栗の実は大好きで渋皮煮をしたくて
毎年大きな栗の実を探して歩きます。
先日スダジイのお花を撮りました。
もう少しクリーム色っぽい感じだったかと・・・
匂いは栗と一緒だ~と思いました。

ジャーマンアイリスとシャガを拝見いたしました。
こちらも素敵で思わずため息がでてしまいました。
雄しべの姿もしっかり目に焼き付いて
次に出逢った時には再挑戦したいと思います。
知らないことが多すぎてときおりトンチンカンなことをしますが
よろしくお願いいたします。
いつも☆⌒(*^∇゜)v ありがとうございます。



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これは公園樹です。 (林の子)
2017-06-13 00:15:59
植栽なので、立派な栗の実は拾えません。
それでも花だけは毎年立派に咲いています。
築山の上に植えられているのでしっかり目線で撮る事が出来ますから楽チンです。
「ドングリ」の出来る樹も、似たような雄花序。
樹によっては雌花序の付き方が違っているようですが、毎年幾つかは撮りたいと思いますね。

アヤメ類も今はシーズン、豪華に咲き誇るものを撮るのが苦手なので、ちまちまとした部分を撮って楽しむ…程度。
それでも変わった視点というのも時には大事かなと思っています。
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