ケイヌビエ

全く雨が降らないけれど、川の流れは涸れていない。
ただ数年続いていた大雨禍が今年は全くないために、川筋も去年と同じ。
だから、消えてしまった植栽が復活する気配はない。
反対に、増え続けているのがアレチハナガサ。
いつの間にか川筋に近い辺りは２メートルをゆうに越えた草丈まで育っている。
その裾辺りには、カヤツリグサが広がり、ヤナギタデが葉を広げている。
流されて来た土砂の堆積の中にホシアサガオの蔓が少し伸びている。
ミゾソバはどこにも広がれそうにない。

ケイヌビエがひとかたまり、ヤナギタデの葉の間から伸びていた。






（2013.08.18　明石川）

（2013.08.22　林）



ケイヌビエ（毛犬稗）　イネ科ヒエ属 Echinochloa crusgalli var. aristata
（= Echinochloa crus-galli subsp. caudata、= Echinochloa crus-galli var. caudata）
目立つのは芒、それ以外はイヌビエと変わらない。
イヌビエ（犬稗）Echinochloa crus-galli（= Echinochloa crus-galli var. caudata、 Echinochloa crus-galli var. austrojaponensis）
異名レベルでは両者を区別しない場合もあるようだ 
（2013.08.28　玉津町）
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今年のイヌビエ　ケイヌビエ・イヌビエ