HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

オステオスペルマム・ ディモルホセカ・

2009-04-11 | 春 赤・桃色系

オステオスペルマムはアフリカン・デイジー(African daisy、Cape daisy)
ディモールホセカは アフリカキンセンカ(金盞花)

オステオスペルマムは花茎に葉が付いているので何とか区別がつく程度だから
似た花ゆえに、区別されずに売られている
ディモルホセカは一年草、オステオスペルマムは多年草で花色も豊富
と、言葉で説明されていても、実物を目の前にすると全くお手上げ…

奇妙な風車型の花弁になるのはオステオスペルマム




オステオスペルマム ナシンガ Osteospermum ecklonis 'Nasinga'








オステオスペルマム キク科オステオスペルマム属 Osteospermum ecklonis








ディモルホセカ  キク科ディモルホセカ属 Dimorphotheca sinuata
 (2009.04.06 大明石町・明石)

【オステオスペルマムとディモルホセカ】
Osteospermum 和名はアフリカンデージー 
花色は白、ブルー、ピンク 葉はヘラ状でやや肉厚
葉先が尖り葉縁には鋸歯、葉は輪生状に互生
Dimorphotheca 和名アフリカキンセンカ 
シヌアータ(D.sinuata)光沢のある黄橙色の花 基部は黒色を帯びる
プルビアリス(D.pluvialis) 花色は白 基部が青紫を帯び裏は紫色

【ディモールホセカ(Dimorphotheca)とオステオスペルマム(Osteospermum)】
植物学上では、生殖的な違いで別属として分類されている。
ディモルホセカは舌状花・管状花の両方が種子を作り
オステオスペルマムは舌状花しか種子は出来ない。
従来はディモルホセカは一年草、オステオスペルマムは多年草とされていたのも
この種子生成の違いからでもあったかも知れない。
ただ、花だけを見て区別しづらい上に、花色を得る為の交配も容易で両者の特徴も曖昧になっている。
従って花屋で購入したものがいずれなのかを論じても意味がなくなってきているよ
うだ。

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