薄紫、或いは藤色
だから花色だけでも区別出来るのだけれど
ツユクサそのものは、あぁ、ツユクサが咲いてる…程度の花だから
花色まで関心を示す人は少数派だ
まして、雄しべや雌しべの仕組み、透明の花弁まで見ることなどないのが普通だ
アパートの雑草畑では今年は僅かな種子しか撒かなかったけれど
相変わらず次々と花を咲かせている
来年用の種子は確保したからそろそろ整理を…
そう思いつつも強い花だからもうしばらくは咲かせようと思う
花期の最初の頃は、基本色が藤色…、そう思えるような咲き方
やがて、花弁に青が少し混じったような咲き方のものが増え始め
終盤に入ってくるとやっと青色単色のものが増え始める
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青色の目立つ花弁以外に、もう一枚透明な花弁があることは知られている
ところが、透明な花弁は見つけにくく、むしろ透明な萼片2枚の方が目立つ
その萼片も3枚あるのだけど、1枚は花弁の真後ろ
だから、少し苞を広げないと見えないけれど
真横から確認出来る時もある
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(2012.09.25 林)
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2009年に、咲き始めから三ヶ月間開花記録を取った
その年は合計で1700余り咲いた
青色・藤色・混色の色別も取った
一日に100以上花をつけた日も数日あった
今年も長い間咲き続けて10月に入ろうとしている
ケツユクサ(毛露草)ツユクサ科ツユクサ属 Commelina communis f. ciliata
(2012.09.25 林)
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今年のケツユクサ
メール下さっていたのですね。
朝からバタバタしていて 開くのを忘れていて
今、気づきました。
私はツユクサを あまりマジマジと観察したことがありませんので
殆んどが同じ種類の花と思っていました。
こうして見ると 本当に色々な種類があるのですね。
先週21日以来、観察会などに参加された方の多くが、細かなところまで興味を持たれたこともあって、何枚も説明図を作りました。
どこにでも咲いている花なのでじっくり見ることなどない花ですが、
しっかりとそれぞれの役割を持っていることが分かり野草への興味を持って頂ければ…と思います。