有名な(?)コスモスの名を借りたウインターコスモス。
黄色はキバナコスモスではなく、洒落た「イエローキューピッド」なる名前を頂いて花壇に咲いている。
和名はキクザキセンダングサだけれど、誰もそうは呼ばない。
所詮はセンダングサの仲間なのに…などと嫌みを言いながら撮っている。
花壇の外では幾つものセンダングサ。
在来の黄色は見かけることなど無く、みんな白。
その中に、一瞬、オオバナセンダングサ??と見紛う花。
果実は、まさにセンダングサそのもの。
ウインターコスモスと呼ばれているものも
元を辿れば悪名高き(?)センダングサ。
この白一色は何だろう??
園芸種然としているけれど、果実はセンダングサと同じ。
(2011.11.24 貴崎町)
☆
ウインター・コスモス キク科ビデンス(センダングサ)属 Bidens laevis
(2011.12.12 貴崎町)
和名キクザキセンダングサ(菊咲き栴檀草)だが、そう呼ぶ人はいない。
ビデンス・ラエビス(Bidens laevis) 黄色、画像の爪白も含まれる
ビデンス・オーレア(Bidens aurea(= Bidens heterophylla) 黄色 葉は細長い
ビデンス・フェルリフォリア(Bidens ferulifolia) 黄色、葉は羽状に深裂する
ビデンス・トリプィネルビア・マクランタ(Bidens triplinervia var. macrantha(= Bidens humilis)は
は、全て南北アメリカ大陸原産。
日本ではその区別はされることなく全て「ウインター・コスモス」の名前で売られている。
この辺りの曖昧さが、花壇の中で混乱してしまう。
時に色を花の名に付けて区別し、時に一括りにして同じ名前で呼ぶ。
だから、育てる人によって名前が違ったり、全く違うものを同じ名前で呼んだりする。
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