HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ビヨウヤナギ

2011-07-13 | 【独り言】

似た花が多いから覚えられない…
そうだろうと思う。
花の名前を正確に覚えていても、日々の生活ではあまり役には立たない、
だから、正確に覚える必要を感じないから覚えないのだ。
だから、この黄色くてシベが目立つ花は、キンシバイで通ってしまう。
この花だけが咲いていれば、それで良いのだろうとも思うし、誰も困ることはない。

ただ、この花にキンシバイとつけてネット上に公開してはいけない。
自分のブログは、趣味で書いているのだから、間違ってもいいや…と言う人が多すぎる。
キンシバイと書くには、キンシバイを知っていないといけない。
キンシバイを知らない人が、この花にキンシバイとつけることは無い。



  

  






(2011.06.11 明石)
ヒペリカム・カリシナム(↓)は、雄しべの本数がかなり多いので見た目の違いで区別出来る。


  

  
(2011.06.19 田町)
  
(2011.06.21 田町)
  






 
ビヨウヤナギ(美容柳、未央柳)
オトギリソウ科オトギリソウ属 Hypericum monogynum
ビヨウヤナギ、漢字で未央と書くのは中国原産で、古代中国の前漢の都・西安に作られた宮殿の名、
のちに唐代の楊貴妃が住んだ長安城未央宮に由来。
玄宗・楊貴妃を詠んだ、唐の詩人白居易の「長恨歌」が必ず登場する花。
ただビヨウヤナギは日本人が勝手につけた名前で、中国名は金糸桃。
つまりは、キンシバイ(金糸梅)と対になった命名だから、
二つが違う花だと認識するには、こちらを採用する方が良いのかも知れない。
(2011.07.13 貴崎町)
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