HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

コヨウラクツツジ

2012-08-02 | 夏 赤・桃色系

ツツジの名がついているけれど、見慣れた姿のものとは雰囲気が違う
釣鐘形のツツジ、サラサドウダンツツジなどは普通に庭木として植えられている
その変種に位置づけられているベニサラサドウダンやツクシドウダンも山地に自生する
高い山まで行かなくても意外な場所で目にするし
アセビなどと同じで、食害に遭わなければかなりの高木になっている

ツツジな名が付けられているから庭木に多い漏斗形のものとは違和感があるようだ
分類上でのツツジ科には、園芸用に改良されたものが多い漏斗形から
アセビやドウダンツツジなどの釣鐘形、スノキ、ナツハゼなどの壺形が存在する
ブルーベリーと総称されるものは大半が改良種、これもツツジの仲間として知られているが、エリカ属同様、日本に自生種はない
多様なツツジ科の植物だが自生種・園芸種の区別はつきにくくなっている

で、話しを栂池の壺形のツツジに戻すと
特別なものをのぞいてスノキ属の何種かが育つ
コヨウラクツツジは、外見の特徴、歪な壺形で覚えたけれど
今以て一目でそれと区別するには難儀している


この歪な壺形が特徴…と決めている
 


葉にも、茎、花茎にもかなり細かな毛が密集している
葉には鋸歯は見えない
 
時には(?)端正な姿も見つかる

果実の原形



(2012.07.22-24 栂池)
去年のコヨウラクツツジ
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今年の抜粋版-1 -2 去年の栂池 -1 -2


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