少しずつ花が咲き上がってきそうな気配。
巷に売られているワスレナグサはこれを元に作られたもの…だそうだ。
(2015.04.18 林)
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去年、明石川の河川敷で種子を採取した。
山陽電車・西江井ヶ島駅の上りホームの法面にも咲いていた。
引っ越しをした時にニワゼキショウの白花種を移植したのだが
それについてきたのだろう、二株が育った。
そろそろ花が…と思う間もなく、葉の間に幾つか見え始めている。
隣に先住人のキュウリグサ、そろそろ終盤を迎えている。
ノハラムラサキ(野原紫) ムラサキ科ワスレナグサ属 Myosotis arvensis
(2015.04.17 林)
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【再掲 ワスレナグサ】
広義には ワスレナグサ属(Myosotis)の総称。
狭義に種を特定する場合には、シンワスレナグサ(真勿忘草 Myosotis scorpioides)の和名。
但し、園芸品についてはノハラワスレナグサ(Myosotis alpestris)、エゾムラサキ(Myosotis sylvatica)
あるいはそれらの種間交配種を指す。
エングラー体系では「ワスレナグサ(勿忘草)」=「Myosotis scorpioides」の表記が普通。
APG体系では「ワスレナグサ」を2種に分け「Myosotis scorpioides」=「シンワスレナグサ(ワスレナグサ)」と
「Myosotis alpestris」=「ノハラワスレナグサ(ワスレナグサ)」としている。
ハマワスレナグサ (Myosotis discolor)、ノハラムラサキ(野原紫・Myosotis arrensis)も存在する。
【訂正】
ノハラムラサキ(野原紫) ムラサキ科ワスレナグサ属 Myosotis arvensis
ワスレナグサ(勿忘草 Myosotis scorpioides)との違いがわからなかったが、
APG体系では「シンワスレナグサ(ワスレナグサ)Myosotis scorpioides」、
「ノハラワスレナグサ(ワスレナグサ)Myosotis alpestris(亜高山性の)」
両者はほぼ類似したものを2種別していることと理解した。
ノハラムラサキ(野原紫 Myosotis arvensis)との違いがわからなかったが
花のサイズが3~5㎜程度と小さく、葉が多い事などからノハラムラサキとした。
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最初に見つけた花
いい花ですね
花からすると葉が意外に大きくて見た目ですぐに分かるのでしょうか・・・
花束になって咲いているようなところが素敵だと思います。
実際には随分小さいのでしょうけれどなんだか小さくてもたくましく思えます
ずっと残ってほしいです
茎は二叉に分かれながら伸び上がるので、葉の間隔も広がってしまいます。
やはり野辺に咲く花、野暮ったさが残るのですが、その方が私には撮りやすい花ですね。
キュウリグサの雰囲気にも似ていますがもう少しがっしりしているかな…と思います。
種子を何種類か採っておきますね。