道端の雑草である…と、どこにも書かれている。
道端にはあまり咲いていない。
建物の陰や、ちょっとした空き地の隅が居場所だろうか。
時折、公園の花壇の外に咲いていたりすると、やはり雑草だなぁ~と感じる。
花壇の中に咲いていると…、やはり引き抜かれてしまうのだろうなぁ~と感じる。
そのまま残された花壇が見つかることもある。
たいていその花壇は手入れされていない。
蕾がうな垂れているものも多いけれど
ヒメジョオンにはハッキリとした葉柄がある。
ハルジオンの葉には、葉柄がなく茎を抱くようにつく。
花弁の様子で迷ったら、この部分でほぼ両者は区別できる。
花弁の数は少ないけれど、すっきりとして印象がある。
(2012.05.13 玉津)
(2012.05.17 明石川)
ヒメジョオン(姫女菀)キク科ムカシヨモギ属 Erigeron annuus
(2012.05.21 鳥羽)
☆
ハルジオンの花は花弁の数が多く、弱々しい印象がある。
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ハルジオン ヒメジョオン へラバヒメジョオン ゲンペイコギク
そのうち席巻するのではないかと思います。
ハルジオンは場所場所ですっかり草刈りされ後には芝生のような状態になりました。
小さな子供たちがハルジオンを摘んで遊んでいたりお母さんが家に帰るまでにしぼんでしまうかもしれないと心配したり。
野の花と母子とが妙に風情を誘いました。
春~姫へ移っても他愛のない野遊びの材料としてうってつけの花だと思いました。
今日は須磨での花壇整備作業予定があったのですが、雨で中止になりました。
だから終日、画像の整理中です。
先日、アツミゲシ取材の折に厚労省ではなく環境省所轄の「外来生物法」の話をしていました。
幾つもの種類が「在来の生態系に影響を及ぼす」と指定されているにもかかわらず、栽培されていたり、時には販売されていたり、
中には行政指導で美化目的で奨励されていたり。
この国は、それぞれが思いつきでいろいろやるので誰も真剣に物事に取り組もうとしない…。
そんな会話をしていましたら、今度はその話を記事にしたい…と。
面白いとは思うのですが、「きれいに咲いているものを根絶やしする」事が
本当に良いことなのかと疑心暗鬼になります。
ハルジオンは花期が短いので指定はされていないようですが、
ヒメジョオンの方は花期も長いために要注意リストにしっかり上げられているのですから。↓
http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/caution/detail_sho.html