そうこうしている間に花も終わった。
春は慌ただしいけれど
何処かに焦点を当ててじっくりと構えていないと時間ばかりが過ぎて行く。
忙しい思いをしている間に夏が来る。
アセビもネジキも花は下向きに咲くけれど
果実は上向きに出来る。
図鑑には下向きの果実が今でも描かれていたりする。
(2017.05.22 須磨離宮公園)
☆
森林の馬酔木は咲き初めからそろそろ三ヶ月
まだまだ元気に咲き続けている。
早春の六甲には馬酔木が似合う。
小葉の三葉躑躅よりもずいぶん早く咲き始めるのだけれど
五月に入っても咲いていた。
新緑の六甲を歩き回っていた頃は、その光景が何よりだった。
(2017.03.27 森林植物園)
☆
アセビの葉は、互生だけれど枝先に集まっている。
上下の節間が短いこともあって
その部分を上から見ると輪生に見える。
本来の互生、対生、輪生の区別からすればやはり互生だ。
別に葉の付き方が馬酔木の花付きに多大な影響を与えることも無いだろうし
ぶら下がっている花を愛でるのに葉の付き方を知ることも無い。
(2017.04.03 須磨離宮公園)
☆
花は下向きに咲いているのだが、果実は上向きになる。
アセビ(馬酔木) ツツジ科アセビ属 Pieris japonica ssp. japonica(= Andromeda japonica)
(2017.03.04 須磨離宮公園)
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アセビ アケボノアセビ
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