HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

剛ノ池のユリカモメ

2011-12-27 | 番外編 昆虫・鳥など

所用で駅前に出て、帰路は剛ノ池周り。
カメラ持つときには邪魔になるのだけれど、冬場の自転車はさすがに手袋無しだと辛い。
止せば良いのに…と、途中で出会った友人には言われるのだけれど。

ロウバイがほころびていた。
剛ノ池にはユリカモメが翅を休めている。
池の外では鳩に混じって鴨たちがさかんに地面をつついている。
誰かがパン屑でも撒いたのだろう。
鴨はやはり水の中にいないといけない。
ユリカモメが突然けたたましい鳴き声と共に飛び立つ。
ボート乗り場のデッキからパン屑を投げている人がいる。

『あまり好きにはなれませんわ…』と、隣で望遠を構えている方が一言。
「カメラの方には向いてないから…です?」
『そやのうて、餌のある方ばっかりに飛んどるやろ、不自然や…』
「いなくなれば、また元に戻るわ、待ってます?」
『そやねぇ~、お宅はそのカメラで鳥??』
「道端の雑草ばかり、気が向いた時だけ剛ノ池…」、そう答えてしゃがみ込んだ。
『ほおぉ~、おもろい撮り方でんなぁ…』
「雑草撮るときはこれが普通やから、どうしても同じ姿勢になるんやわ…、これで鳥は無理やし…」
『はぁ~、おもろいですなぁ~、言われる通り違う見方せんといけませんなぁ~』

やっと、ユリカモメが落ち着いてデッキの上にずらりと並んだから、二人してしゃがんで撮っていた。

 

 



 






(2011.12.26 明石公園・剛ノ池
剛ノ池の鴨
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2 コメント

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剛ノ池のユリカモメ (usamimi)
2011-12-31 09:59:51
こんにちは

冷たい風が吹く中、撮影は大変でしたでしょうね。
でも、見る方は真っ白なユリカモメが、たくさん並んでいてたのしそうとしか、見えない!!

植物と同じように目線を落としての撮影は、撮る方は大変でしょうが、見る方としては、親しみがわきますね。鳥さんの表情がよくわかったて、たのしいです。

お台場を走るゆりかもめの元になったユリカモメは、こんな真っ白なかわいらしい鳥だったのですね。

今年も、たくさんの思いのあふれる写真をみせていただきましたし、
私の質問に快く回答して頂だきました。

日々移りゆく植物を追いかけて、写真を撮るのは、大変でしょう。
私は、おかげさまで、同じ植物が季節によって姿を変えるのを楽しむことを覚えました

来年も見続けていきたいと思っています。

疑問がわいてきてたら質問をしたいと思っています。お忙しいでしょうが、よろしく願いいたします。
よいお年をお迎えください。
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今、できること。 (林の子)
2011-12-31 17:48:37
usamimiさん、こんにちは。

いろいろと面倒な話をしていた気がしますが、何事もやり始めは面倒なものです。
鳥や昆虫を撮ることは本意ではないのですが、やはり花や樹と共存している…と思うと、
どうもカメラも向いてしまいますね。
多くの方からは、カメラを買ってもっと他の被写体を撮ればいいのに…と言われるのですが、
カメラを持ってあれもこれも…ということは、とっくに止めてしまっているので、
今、自分に出来る範囲をやり続けていよう、と思っています。
中途半端な画像ばかりでも、また次の年に撮れる…と思えるのが植物の良さ、
そう思っていますから、たぶんこの先も同じような植物ばかり撮っていることでしょうね。
この7年で得られた知識は、かなりのものだと自負出来るのも、
懲りずに同じ植物を追っかけているからだと思っていますから、ぜひぜひお尋ね下さい。
そこからまた、次の知識に結びつけられるのですから、楽しいことです。
私家版植物図鑑、春編が楽しみです。
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