HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

オオアレチノギク1

2014-08-19 | 草 果実・種子


オオアレチノギク
道路際まではみ出して伸びている。
ヒメムカシヨモギと競って伸びているのだけれど、いずれは刈り取られる場所。
周囲は殆どが宅地化されるのだそうだが、ここだけは田んぼから畑に変わって土は残される。
だから野菜が栽培されない時期にはまだまだここに畑に雑草は育つのだろう。
少し白っぽいのは茎にも葉にも毛が生えているから。
二種が競って伸びているから、全体の色からも何となく区別は出来る。


小さな花は、ヒメムカシヨモギ、白い舌状花がハッキリしている。



花は徳利型だが、咲き進むと俵のようにも見える。

右がヒメムカシヨモギ、左がオオアレチノギク。
いずれも立派な?雑草。
下の二枚は、もう一つの雑草仲間、アレチノギクと思える咲き方。




オオアレチノギク

すっかり変わってしまった近くの田んぼ。
ほんの一部が残されただけで、すでに幾つかの家が立ち並んでいる。
宅地開発の為に、かえるの合唱が消えほぼ全部の緑が無くなった。
一部残された場所では、稲作を諦めて野菜畑に変わっている。
水田雑草の類も宅地化された場所では育つわけもなく、畑に集まっている。
オオアレチノギクとヒメムカシヨモギは、
かつての栄華?を惜しむかのように並んで競うように伸びているけれど、
今はむしろ、イヌビエの方が一大勢力になってしまっている。









オオアレチノギク(大荒地野菊) キク科イズハハコ属 Conyza sumatrensis
(2014.08.15 林崎町)





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 オオアレチノギク アレチノギク ヒメムカシヨモギ  三種類


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