中国南西部雲南省。
陶淵明の詩「桃花源」の実在モデルがどこなのか…、
高校時代にはそんな夢のある話が幾つも交わされたから、
訪れたことは一度もないけれど今でも、
桃花源の残る地なのだと信じている。
花を撮り始めて幾つか耳にした「ウンナン」の響きには、だからついつい反応してしまう。
桃の林を抜けたそのその先には、桃源郷が広がるのだろう。
今は殆ど聞くこともなくなってしまったけれど
日本人好みの詩を書くのでグレープ時代から聞いていたさだまさしが
ソロ活動に入ってからの二枚目のアルバム『風見鶏』の中にある
「桃花源」は、ゆったりとしたワルツで、私の愛唱歌になっている。
ウンナンオウバイ(雲南黄梅) モクセイ科ソケイ属 Jasminum mesnyi
別名にウンナンソケイ(雲南素馨)、オウバイモドキ(黄梅擬)
オウバイモドキの別名を持っているけれど、
オウバイ(Jasminum nudiflorum)よりも花は大きく、花数も多く、
枝垂れる性質を持つので石垣などの上に植栽されている。
ソケイ(ジャスミン)属だが、香りは殆ど無い。
キソケイ(Jasminum humile var.revolutum)も同じ。
(2011.04.14 立石)
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