確か秋にも開花していた。
何度かの刈り取りが繰り返される場所だからだろうか。
流れの中でもしっかりと育っているから
案外強い草だろう。
葉は意外なほど大きいのだけれど
それに比べて花は極端に小さい。
サジオモダカ、似た名前のヘラオモダカとは葉の様子が違っている。
花は両性花、おしべ6個、葯は黄色。環状になった子房の周りを取り巻く。
花弁は3枚、遠目には白に見えるけれど薄桃色。
基部の薄い黄色がアクセントになる。
直線的に伸びた枝先に花は5、6個。枝先からさらに長い花柄を伸ばして順に咲く。
長く伸びた茎から、細い枝が輪生して出る。
サジ状の葉は根生。
根際から生える葉には長い柄がある。
サジオモダカ(匙面高) オモダカ科サジオモダカ属
Alisma plantago-aquatica var. orientale
(2015.05.25 玉津町)
☆
今年はまだ見かけない。
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二年前のサジオモダカ
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