何かを犠牲にしなければ新しいものは生まれない
開発とはそういうものだ…と書いた
緑がなくなって、白い箱物が立ち並んだ場所にどこかから持って来た樹木
育ってそこに馴染むまでに何年もかかる
その間に人はまた新しい樹木を植えたり切り倒したりを繰り返す
だからいつまで経っても馴染めない雰囲気が新興住宅地には漂う
生け垣やプランターの統一の無さは、そのまま人間のエゴにも見える
どこもかしこもそんな景観が普通なってしまった
だから、残された場所で咲いているハキダメギクもどこか頼りなげに見える
それに比べて、畑の中に咲いているハキダメギクは厄介者だけど元気だ
今は何も植え付けてないからなぁ~と、農家の方たちも鷹揚だ
そんな場所は目に見えて少なくなっている
(2012.07.18 松江)
ハキダメギク(掃溜菊)キク科コゴメギク属 Galinosoga ciliata
(2012.07.18 松江)
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今年のハキダメギク冬 初夏 去年のハキダメギク
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