春に花を咲かせる雑草類は、厳しい競争に勝ち抜かないと広がれない。
だから我先にと、冬に芽生えて葉を広げる。
広がった葉の様子がバラの花に似ていることから
「ロゼット・ロゼット葉」と呼ばれている。
寒いけれど地面に近ければ少しは暖かだし
それ以上に乏しい日射しを一杯受けるには葉を広げるのが効率的だ。
どれもそう呼ばれていれば良いのだけれど
ロゼットの形にならないものは区別されている。
この辺りがかなり曖昧な気もする。
雑草の種子からの芽生えは、バラの花のように広がるものから
双葉が出て次々と葉が展開するごくごく普通の幼苗もある。
オランダミミナグサはどうだろう。
ごくごく普通の姿…だからロゼット葉とは呼ばないのだろうか。
ナガミヒナゲシと共存している
(2012.12.16 林崎町)
(2012.12.27 新明町)
キュウリグサと一緒に広がっている
(2013.02.03 大明石町)
☆
オランダミミナグサ(和蘭耳菜草)ナデシコ科ミミナグサ属 Cerastium glomeratum
(2013.02.05 新明町)
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オランダミミナグサ 冬の葉、幾つか ロゼット1 2 3
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