梅園の下、少しだけ整備された場所にロウバイが三年前数本が追加植栽された。
その年は椋鳥などが蕾を食い散らかして惨憺たる状態になった。
去年はなんとか増やされたロウバイにもかなりの蕾がついて花を咲かせた。
今年はどうだろう。
今のところ鳥の食害は受けてはいないようだ。
▲ 内花被片の底に張り付いていたおしべが起き始めた。
真ん中のめしべの柱頭が見える。▼
▲ すっかりめしべを取り囲んでしまったおしべ。▼
▲ ほぼ花粉を出し終えたおしべ。
ソシンロウバイ(素心蝋梅) ロウバイ科ロウバイ属 Chimonanthus praecox f. concolor
(=Chimonanthus praecox f. luteus)
(2018.01.13 須磨離宮公園)
☆
めしべ先熟と推論した通りで、開花直後のおしべは花被片にひれ伏した状態で自家受粉を避けているように感じる。
この状態を「雌性期」と表現するかどうかは知らないのだが、
ヤツデなどに採用されている「雄性期」「雌性期」の表現はどうも一つの花が「性転換」している…との誤解を生む。
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ロウバイ(ソシンロウバイ) ロウバイ(蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅)
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