探し求める花?になってしまっている。
去年見つけた場所に今年も出て来た。
それでもかなり減っている。
草むらも少なくなっているから除草剤が何度か撒かれたようだ。
それでもしぶとく残っている…のだろうか。
見つからない雑草の一つになった。
他のニシキソウ類は増えている。
ここでしか見なくなっているし、この程度が一番の大株。
茎や葉に軟毛が無い事が目につく。
杯状花序からはみ出ているのが果実。
めしべの柱頭は3個、先端部分で2裂する。
ニシキソウ類は雌性先熟、果実が花序の外に出る頃に
おしべが伸びて花粉を出す。
花弁のように見える白は花序の付属体で4個、その内側の赤色に見えるのが蜜腺で蜜がにじみ出す。
花粉の媒介者は昆虫だが、蟻が一番多く這い回っている。
おしべの葯は黄色、僅かに見えている。
大きく膨らんでいる果実の先端にはまだ柱頭がみえる。
その左下に雄花が咲き、黄色の花粉が何とか見える。
茎、葉に目立った軟毛は生えず、果実にも毛は生じない。
ニシキソウ(錦草・二色草)トウダイグサ科ニシキソウ属 Chamaesyce humifusa var. pseudochamaesyce(=Euphorbia humifusa var. pseudochamaesyce = Euphorbia pilulifera)
アレチニシキソウ Chamaesyce ssp. aff. prostrata(=Euphorbia chamaesyce ssp. massiliensis)
コニシキソウ Chamaesyce maculata(=Euphorbia supina 、=Chamaesyce supina)
ハイニシキソウ Chamaesyce prostrata(=Euphorbia prostrata)
オオニシキソウ Chamaesyce nutans(=Euphorbia maculata)
(2016.07.19 林崎町)
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ニシキソウ
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