HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

トウモロコシ(玉蜀黍)

2017-06-18 | イネ・カヤツリグサ・シダ類など

玉蜀黍畑に白藜。
距離は至近だけれど、別の野菜畑。
「唐」から来た「モロコシ(唐黍或いは蜀黍)」だから「唐唐黍(唐蜀黍)」
玉のように実が並んでいる様子から「玉蜀黍」が使われた…と解説されている。
ズラリと並んでいると壮観。
これもイネ科、風媒花。
目立つのは雄花序、花粉を飛ばしやすいように高い位置で咲く。



このおしべの花粉が風に吹かれて飛び交う。











花粉を飛ばし終えると葯は茶色くなるけれど、そのまま雄花序は突っ立っている。

以上が雄花序

以下は雌花序

広い苞葉から髭状のめしべが伸び出している。
この糸状の一本が果実の一つの単位。




落ちてくる花粉をこの糸状のめしべのどこかで受け止める。



果実が出来上がった後も、茶色くなって髭(花柱)は残っている。











トウモロコシ(玉蜀黍)
 
イネ科トウモロコシ属 Zea mays
(2017.06.12 松江)
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去年のトウモロコシの花



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