玉蜀黍畑に白藜。
距離は至近だけれど、別の野菜畑。
「唐」から来た「モロコシ(唐黍或いは蜀黍)」だから「唐唐黍(唐蜀黍)」
玉のように実が並んでいる様子から「玉蜀黍」が使われた…と解説されている。
ズラリと並んでいると壮観。
これもイネ科、風媒花。
目立つのは雄花序、花粉を飛ばしやすいように高い位置で咲く。
このおしべの花粉が風に吹かれて飛び交う。
花粉を飛ばし終えると葯は茶色くなるけれど、そのまま雄花序は突っ立っている。
以上が雄花序
☆
以下は雌花序
広い苞葉から髭状のめしべが伸び出している。
この糸状の一本が果実の一つの単位。
落ちてくる花粉をこの糸状のめしべのどこかで受け止める。
果実が出来上がった後も、茶色くなって髭(花柱)は残っている。
トウモロコシ(玉蜀黍) イネ科トウモロコシ属 Zea mays
(2017.06.12 松江)
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去年のトウモロコシの花
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