真夏に花を撮る。
二ヶ月経って赤く色づいた萼を撮る。
最初に撮った時にはこれが花?だった。
花後に肥大して色づく前の萼が幾つか、苞は緑のまま。
一つきり肥大して赤味を帯びた萼、
既に色褪せてしまっているもの、肥大せずに枯れたものも混じっている。
花は花序に6個ほど咲くから、萼も豪勢に残っている。
これを二度目の花…と言う方もいらっしゃる。
花弁を守る役割の萼が日の目を見たと言うことだ。
ただ咲いた花の萼が全て色づいて残る訳でもなさそうだ。
ナナコバナ(七子花) スイカズラ科ヘプタコディウム属
Heptacodium miconioides(=Heptacodium jasminoides)
(2016.10.24 森林植物園)
☆
これが花、花弁は白。
蕾は緑だが開花直前は白、萼も緑だが小さくてよく見えない。
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今年のナナコバナ
こちらを見ているときにすごく色が濃くてなんてきれい!って思っていました。
小石川でももっと色づくかもしれない・・・なんてそのときひそかに願ったのです。
全部が全部同じようにきれいにはならないでしょうけれど一部でも色が濃くなると見栄えがするでしょう
白い花から赤い花へ!ナナコバナのいいところですね
同じ標高に育っているアケボノウツギは一部を除いて殆ど茶色く枯れました。
ツクバネウツギはまだ緑のままです。
萼だけになっている植物でも、育つ条件では、葉が色づいたりするようには行かないのでしょうね。
幸いこの木が育つ場所では毎年この程度までは赤く色づいているようですから、寒暖の差?などと想像したりもします。