先日の土曜日にサンフランシスコ郊外で行われた、国際中国武術錦標賽というのに行ってまいりました。これは言ってみれば「天下一武道大会」というところでしょうか。
会場は大きなホテルのボールルームを借り切って、それをたくさんの区画に分けて、いろいろな中国武術の試合が行われています。見渡すと数え切れないほどの異った種類のアジアの武術のコーナーがそれぞれの試合や演舞を行っておりました。
太極拳、中国式フルコンタクト、棒術、剣術、槍術、角力、詠春拳、八卦掌、形意拳、八極拳など、多彩な顔ぶれです。
敵国である共産中国の表演(人に見せる)だけが目的の内容のない武術から、友好国の台湾や香港或は文化大革命以前に外国に逃れた人たちが伝承する、伝統をキチンと継承している古来の武術まで玉石混交というところでしょうか。
また、男のくせに光沢のある真っ赤なシナ服を着て、辮髪(満州人のべんぱつ)みたいな髪形をした白人が、どう見ても勘違いした動きで、変な気合を出していて、仙人を気取っていて、その腕をよく観ると「ファック!」とか「冷奴(クールガイ、かっこいいの意味らしい、、、)」と刺青をしていたりして、思わず「プッと、、」と笑ってしまう場面も多くありました。この刺青はこちらでたまに見かけるのですが、「冷奴」はないでしょう。。。。刺青屋に騙されてるのに気づけよ。。。。
写真は趙志凌氏、、、なんか急に会場に現れたので、一緒に写真をとってもらっちゃいました。
この人は、往年の香港カンフー映画によく出ていた人です。若い頃は悪役でならしていたのを覚えている方もいらっしゃるでしょうか。
最近では香港映画のカンフーハッスルにでていました。貧乏長屋にすむ地味な仕立て屋のオカマおじさんの役で、実はすごい武術の使い手であるという設定でした。ゴツイ武道家なのに、たいした役者根性です。
趙志凌師匠は実は洪家拳という武術の伝承者で、香港と北米各地で多くのお弟子さんを取っているようです。
ところで何で急に私は天下一武道大会に顔を出しているのでしょう?
実は私はごく最近から、大真面目に「詠春拳」という流派の武道を習い始めたのです。
で、気がついたら道場のオフィシャルな鍼灸漢方の先生になっていて、大会の前の選手たちのコンディションの調整役となっておりました。
当日は、会場が私の診療所の近くであるという事もあり、早朝から選手たちが私の治療を受けにたくさんやってきていました。
実は、最近ブログの更新が遅れていたのは、私がこの詠春拳に凝りまくっていて、とにかく先輩方に追いつこうと狂ったように、あるいみで冷や水的な修行に打ち込んでいたためなのです。
このことを公表するのはなんだか気恥ずかしくて、何年か黙っていようと思ったのですが、武道の修行と漢方薬、鍼灸は密接な関係があるので、思い切って公開する事にしました。
公開してしまったからには、簡単にけつを割ることができなくなってしまった、、、、
今後はまたがんがんブログをアップするようにいたします。
乞うご期待です。
会場は大きなホテルのボールルームを借り切って、それをたくさんの区画に分けて、いろいろな中国武術の試合が行われています。見渡すと数え切れないほどの異った種類のアジアの武術のコーナーがそれぞれの試合や演舞を行っておりました。
太極拳、中国式フルコンタクト、棒術、剣術、槍術、角力、詠春拳、八卦掌、形意拳、八極拳など、多彩な顔ぶれです。
敵国である共産中国の表演(人に見せる)だけが目的の内容のない武術から、友好国の台湾や香港或は文化大革命以前に外国に逃れた人たちが伝承する、伝統をキチンと継承している古来の武術まで玉石混交というところでしょうか。
また、男のくせに光沢のある真っ赤なシナ服を着て、辮髪(満州人のべんぱつ)みたいな髪形をした白人が、どう見ても勘違いした動きで、変な気合を出していて、仙人を気取っていて、その腕をよく観ると「ファック!」とか「冷奴(クールガイ、かっこいいの意味らしい、、、)」と刺青をしていたりして、思わず「プッと、、」と笑ってしまう場面も多くありました。この刺青はこちらでたまに見かけるのですが、「冷奴」はないでしょう。。。。刺青屋に騙されてるのに気づけよ。。。。
写真は趙志凌氏、、、なんか急に会場に現れたので、一緒に写真をとってもらっちゃいました。
この人は、往年の香港カンフー映画によく出ていた人です。若い頃は悪役でならしていたのを覚えている方もいらっしゃるでしょうか。
最近では香港映画のカンフーハッスルにでていました。貧乏長屋にすむ地味な仕立て屋のオカマおじさんの役で、実はすごい武術の使い手であるという設定でした。ゴツイ武道家なのに、たいした役者根性です。
趙志凌師匠は実は洪家拳という武術の伝承者で、香港と北米各地で多くのお弟子さんを取っているようです。
ところで何で急に私は天下一武道大会に顔を出しているのでしょう?
実は私はごく最近から、大真面目に「詠春拳」という流派の武道を習い始めたのです。
で、気がついたら道場のオフィシャルな鍼灸漢方の先生になっていて、大会の前の選手たちのコンディションの調整役となっておりました。
当日は、会場が私の診療所の近くであるという事もあり、早朝から選手たちが私の治療を受けにたくさんやってきていました。
実は、最近ブログの更新が遅れていたのは、私がこの詠春拳に凝りまくっていて、とにかく先輩方に追いつこうと狂ったように、あるいみで冷や水的な修行に打ち込んでいたためなのです。
このことを公表するのはなんだか気恥ずかしくて、何年か黙っていようと思ったのですが、武道の修行と漢方薬、鍼灸は密接な関係があるので、思い切って公開する事にしました。
公開してしまったからには、簡単にけつを割ることができなくなってしまった、、、、
今後はまたがんがんブログをアップするようにいたします。
乞うご期待です。
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