圭子の音楽室

圭子の音楽レッスン日記&出来事

海賊

2007-01-18 01:06:58 | 圭子の音楽室
今日は、口三味線でパイレーツ・オブ・カリビアンが歌えるwちゃんのレッスンでした。先週弾いてみたいと話していたので、サウンドトラックをレンタルしてメインの曲を聴いてみました。メインの旋律はいろんなとこに登場してましたが・・・きっとこれだな~というのを選び譜面におこしてみましたd-mollがベースなのでそのままで大丈夫4分の4から8分の6に途中変わるけど、wちゃんはこれ位簡単に弾ける子ですまだちゃんとしたアレンジには仕上げられなかったけど、取り合えず走り書きの譜面で弾いてみた!「これこれ!」と嬉しそうに踊りだした「今度譜面あげるね!」と約束したこの子はとてもユニークな子で想像力が豊か「先生!海賊見たことある?」と聞くので「本当には見たことないな~」というと「私はあるよ」と言う「そうなんだ・・・コワくなかった?」と聞くと「優しい海賊だったから・・・」と言っていた。「先生が海賊だったらどうなるだろう??」と聞くから「コワくなってもうレッスン来るの嫌になるかもよ」と言うと「音楽が出来る海賊はみんな優しい海賊だよ」と笑っていた面白い子です次回のレッスンでこんな顔して座ってたらどうするだろうきっと「私もそれやりたーい」と言うと思うな~

ファーストポジション

2007-01-18 00:36:42 | 圭子の音楽室
ヴァイオリンのレッスンで最初に出会うファーストポジション・・・ここで子供達の最初の??がある。E線で1の指のFis音からF音へ下げる時、親指まで一緒に移動してしまう。ファーストポジションの基本位置にある親指まで移動させてしまったら1の指の戻ってくるべき位置があいまいになってしまう。親指は戻るべき場所にちゃんといてあげないと人差し指は、とても不安になってしまいます親指が1の指の人差し指と常に意識しあって連携していれば他の2・3・4の指は安心して動く事ができます。この事をファーストポジションにおいてしっかりと身につければ、他のどのポジションに移動しても応用できます。ファーストポジションを熟練させないでサードポジション他の指導に入ると混乱を招き音程も決まらず、ずっとすっきりしないまま引きずる問題になってしまいます。私の師匠も同じ考えでファーストポジションにおいて指の型のパターンを何度も繰り返し練習させるオリジナルテキストを使用しています。子供にとっては苦痛かも知れないけれど、これを乗り越えなくして上達はありえません。小さくても難しい曲が難なく弾けてしまうのは、この段階での指導が徹低されたか否かにかかっていると考えます。短時間でそこそこ楽しめる位に弾けるようになって欲しいと思う親御さんにとっては、とてもヤキモキするかと思いますが・・・この事は三匹の子豚のお話の三男が建てたレンガの家って事だな~と思います