圭子の音楽室

圭子の音楽レッスン日記&出来事

とん汁と人生ゲーム

2007-01-08 22:49:55 | 日記
今日は昨日の天気よりはだいぶマシだけど、やっぱり寒いので夕飯はとん汁をたくさん作りました。子供達も大好きなんです。とん汁と言ってもお肉は少なめでこんにゃくが多め・・・なぜかウチの娘はこんにゃくが大好物お肉のほとんどはしょうが焼きになりましたみんな食べる!食べる!でもたくさんおかわりしてくれると嬉しいです今日は練習室を某オケのチェロパートが分奏で朝から夕方まで借りて励んでいらしたので、私は自宅でCD聴いたり来週本番のモーツアルトのミサをさらったりしてました。マラ9と平行してさらうのですがモード切替が・・・途中気分転換に子供達と人生ゲーム等やったり・・・次男坊は面白いです。職業選択で弁護士になるか?ならないか?とあったのですが、「おいらは事件とか言い合いとかするの嫌いだからならない」と言ってました。逆に娘は儲け話にはすぐのりますたかだかゲームですが、性格ってかなり出ます・・・たまにやると面白かったです。因みに娘が一番出世し大金持ちに次が次男坊・・私はビリでした

シュ―マンについて私が思うこと(3兄弟のパパへ)

2007-01-08 22:13:20 | 圭子の音楽室
シューマンのシンフォニーNO1~4について考えてみました。シューマンとクララは親の反対を押し切り愛を成就させたことは有名な話ですが・・・決して愛や幸福に満ち足りただけの生活ではなかったようです。シューマンは多分安定した収入を得るためだと私は思いますが、学校の教師になった時期があります。この辺りからストレスなどによる精神的な病に悩まされていたようです。そういうこともあって1年で教師を辞め一時期クララと共に旅行などしたり引っ越したりして気分を持ち直そうとしていますが、思うようにはいかなかったようです。ちょうどこの時期にCdurのトランぺットの音が聞こえると友人に話していてこれがNo2シンフォニーのスケッチのきっかけになっていると聞きました。作品の生まれた順番を考えると1・4・3・2じゃないかな~と思います。これは私が思うことなので、そういうレベルで聞いてください。クララとの愛と幸福に満ち足りている時期に作られたものが1と4だと思うのです。なぜなら、読んだ本に・・・NO1シンフォニーには「春」とあって、ある詩人の(名前が出てきませんが)影響も受けて各楽章にも春のはじまり・たそがれ・楽しい遊び・春のたけなわ・・とついていたそうで「春の交響曲」と言われてたと聞きました。NO4シンフォニーも聴いて感じるようにとてもロマンティックで幸福感が漂ってきます。NO3の時期には子供の死や親交のあったメンデルスゾーンの死等が重なりかなり精神的にショックだったようです。それでNO2シンフォニーの頃には病気も悪化して、そういう気分との戦いの中で書かれたようなのです。暗い世界から光の世界に向かいたいというシューマンの自分との戦いの記録ではないかな~と感じました。そんな事を思いながら3楽章のアダージョを聴くと苦悩と諦め・せつなさが感じられ悲しくなってきます。ライン川に身投げした自殺未遂から2年後に精神病院にて亡くなったことを思うと何かとても辛いです私は奥さんのクララという人もとても強い女性だったと尊敬します。子供を8人産み(一人は亡くなっていますが・・・)シューマン亡き後はピアニストとして35年間も舞台に立ち続け7人の子供を育てあげ、シューマンとシューマンの弟子でクララの事をずっと慕い続けたブラームスの曲を孫が弾くのを聴きながら亡くなったそうです。そしてブラームスもクララの後を追うように翌年に亡くなっています。何かせつないけどロマンティックな話ですだからシューマンのシンフォニーは1ー4ー3ー2の順に聴いてみるとNo2で伝えたかったシューマンの思いが何となくですがわかるような気がするのです。