荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

虚無の巻。

2013年11月28日 | 華麗な生活に極めたシンプルを
先日、シンプル生活スレを眺めておりましたところ

『ミニマリスト生活をすると暇な時間がたくさん生まれるけど、暇な時間を有効活用できない人は虚無状態になるかも』

というくだりがありました。

僕はこの文章に激しく同意しました。

シンプル生活・ミニマリスト生活は基本モノを買いません。

すると、何かを始めようとする気持ちが萎えます。

なぜかというと、何かを始めようとするとモノが増えるからです。

ゴルフ、ドライブ、釣り、サーフィン、バンド、ジグソーパズル・・・。

もちろん、映画を観たり、ネットをやったり、お酒を飲みに行ったり、とモノが増えない行動も多々あります。

しかしながら、行動原理そのものに懐疑的になります。

先の文章の方も『「で、それが何か為になるの?」と考えてしまい、実行することがなかなかできない』と記しておりました。

僕もミニマリストのはしくれ。

主な消費は、おねぇちゃん系で飲む、これだけ。

ところが、『おねぇちゃんと飲んで何になるの?』と最近思うんですね。

ミニマリスト云々は別にして、キャバクラに日参したってヤれるヤツは稀。

古今東西のオトコたちが、投下する資本と享受する快楽の需給バランスの悪さを嘆いているのは百も承知であります。

ましてやミニマリストのはしくれからすれば、全てがムダにしか思えなくなって来ました。

いや、そもそもお酒を飲む事すらムダに思っている節もあります。

まぁ、つきあいもありますし、お酒は頂きますが。


本日の処分品。



【探偵はBARにいる】。映画は面白かったですが、原作は・・・。一冊だけBOOKOFFに売りに行くのもなんなんで処分。



JINSの株主だった時に優待券で貰ったグラサン。僕に似合いませんので友人にあげます。



『限りなき空の広さも虚無である。地上のすべての形も虚無である。さあ楽しもうよ、生と死の谷間の宿にいる身だもの。ああこの一瞬の命すら虚無なのだ』ウマル・ハイヤーム(ペルシアの学者・1048~1131)

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