今も昔も廃人?
旧司法試験受験生だった。
元NPO非常勤職員。
かずさのすけのブログ



「『阿呆だ』と思う奴の発言はスルーすればよい」
のひとことで済むのに、レッテル貼りという自戒してきた行為を
してしまった…。

1ヶ月もしないうちに32歳にもなる身では「若気の至り」
という言い訳も通用するまい。

面目ない。
御迷惑を御掛けしました。



夜中に長文を書くとロクなことにならない好例ですね。
自戒として残しときます。




八柏龍紀の公式ホームページの2006年12月23日の項目。
思うに、個人への評価や批評は、相手の個々の作品や行動に限定されるのならともかく、相手が実存している以上は、全体的なものとは決してなりえない。個人は時代とともに変化をとげ、または反対に変化しないことで、存在しているなかで時代が変わり評価や批評が変更されることもある。ましてや内部告発や権力への対抗手段でない限り、匿名性に隠れてそれらが行われてはならない。それは個人の責任性を狡猾に忌避した単にゴシップ(噂か流言飛語)でしかない(週刊誌などのゴシップ記事は、その責任が発行元に帰すが、匿名に隠れたネット上の誹謗や中傷は、責任性が皆無といっていい)。
個人的には、名誉毀損罪・侮辱罪等、犯罪を構成したり、
あるいは相手に受忍限度の範囲を越える精神的苦痛を
与えたりしない限りは、少なくとも法的に問題が無い以上、
書き手の倫理観に任せるほかはないと思う。

技術的には、各種法制度の整備により、すでに述べた
ような違法発言に対しては、通報機関として、
インターネット・ホットラインセンターというのが
存在する。

その他にも、個々に警察署、道府県警察本部、警視庁、
警察庁、京都府警、弁護士会等でも窓口を設けている
らしい。

それゆえ、違法発言に関しては、制度上はしかるべき
整備が行われていると言っていい。残る問題は、違法
とはいえない発言に対する問題である。



私は、これに対する制約には反対である。
制約のしようがないというのもあろうが、言論の自由を
圧殺する方便になりかねない危険性があちらこちらから
火の手の上がっている昨今、口実は出来る限り減らす
べきである。明確性の原則、と書けば分かる人には
分かるでしょう。



すでに散々述べたように、日本のファシズム化、少数派
圧殺傾向、寄らば大樹的発想の甚だしさ、言語に絶する。

だからこそ、憲法21条が高らかに保障する言論の自由は
個人の自己実現、そして国民・住民の自己統治に資する
べくして、最大限保障するように考えなければならない。

「人権保障の最後の砦」たる裁判所をきちんと機能させ、
言論の場、適正な手続に基づく主張の場としての裁判所を
実効性ある機関とするために、弁護士・司法書士等は尽力
しなければならないと考えている。

日弁連から懲戒権を奪い、法務省の所轄事項にする案が
あると聞く。これが実現したら、この世界は御用弁護士か、
違法な三百代言まがいの者か、どちらかしかいないことに
なってしまう。

「御用」に反する思想の持主を、国家が合法的に「懲戒」
して、その資格を剥奪する危険性さえある。「戦前に
逆戻りだ」と指摘する人も、2chではあるが、存在する。



そんな中で、何故、八柏先生はこのような奇妙な発言を
してしまったのだろうか。

これは、使い様によっては、先生が授業で散々に批判した
戦前の各種言論圧殺制度の復活の契機になりかねないのだ。
それとも、先生はファシズム擁護、少数派圧殺を是と考えて
らっしゃるのか。

…信じがたいが、この記載が本当に八柏先生の手になる
ものであるとしたら、八柏先生は12年前とは変節したと
結論づけざるを得ない。しかも、正反対に、である。



…日本に、影響力あるファシストが一人増えたという結論を
出さざるを得ない。レッテル貼りは大嫌いだが、言論の
自由をこういう方法で、内容を審査して制約することの
恐ろしさを、「慶應義塾大学法学部」を卒業してなお正当化
しようとする恐ろしさを、強調せずにはいられない。

それとも、慶應義塾大学法学部と言うのは、言論の自由を
ろくすっぽ知らなくても卒業できる、Fランク大学に過ぎ
なかったというのだろうか。

考え出すとキリがない。
「当時の慶應の法科はそんなもんだ」と言えば、そんなもん
なのかも知れん。

いずれにしても、おぞましい。恐ろしい。



我が名は公表済みだ。ちょっと調べれば姓も分かる。
事実上の実名による、責任を負う覚悟での発言だ。

きょうびのネットでいち私人が実名を晒すとうっとうしい
ことに巻き込まれかねないから、直接的に晒していない
だけに過ぎない。

それでも、先生は我が批判を受け入れられないのか。



まぁ、そもそもが有名税だと言えばそれまでなのだが…。

それは、人間の「さが」というものだ。噂話をこの世から
消すことなど出来もしない。ありえない。非現実的だ。
それを願うなら、妄想主義者と言わざるを得ない。
残念だ。



私自身は「時間がいくらあっても足りない」と「今は」
感じているが、そうでなかった頃もあった。他人の例では、
「ひまつぶし」の「うさばらし」で有名人にケチをつける
のが、まさに「ワイドショー」であり、一定の層が支持
しているからこそ、長きに渡って「専業主婦」が見るで
あろう時間帯に放映されている。

この「現実」を、先生はどう見てらっしゃるのか。
これもまた「愉悦を貪ろうとする低劣さ」の現れと評価
なさるのか。そうだとすれば、ある意味で、人類そのもの
に対する冒涜と言えなくも無い。人類の「さが」を「低劣」
と評するならば、「人類」を「低劣」と見るのに等しい。

こんな高踏ぶった発言をなさるとは思っていなかった…。
…裏切られた気分だ…。



私に対してそういう感想を持った方へ。
遠慮無くコメント等で指摘してください。

スルーされているように感じたら、むしろ執念深く。
単に忙しさにかまけてコメントを返し忘れていたり、
その他の事情で、「書きたくない」のでなく、「書かずに
いる」だけの可能性の方が、ずっと高いと予測されるから
です。

お願いします。
「独善的」と陰口を叩かれるのは、ごめんです。ハイ。



以下、先生のためのreminderです。
93年、94年、代ゼミ東大クラス(LA/TL1組)所属のYOです。
かずさのすけ linux
をキーワードに検索すれば実名が出ます。
覚えてらっしゃるか定かではありませんが…。

少なくとも2浪目(94年)当時は主に黒のメガネかコンタクトをして、
最前列におりました。身長167cm/体重48kgを維持。
稀に宿題を忘れたときに、罰として最後列におりました。


高尾山には一度も参加していません。
「新人会」の会合には、一度大学入学直後に参加したのみです。


おかげさまで、私大は日本史で受けまくり、面接で
落とされた慶應法学部A方式(センター試験使用)以外は
全戦全勝、冬の講習で受けた日本戦後史のおかげで、
早稲田の法学部も無事合格、志望校も合格、という結果でした。

その意味で、非常に感謝しております。
まぁ、現状がアレなので、あんまり、コンタクトを取りたく
ないと思ってはいたのですが…。

あの発言を見てしまっては、書かずに居られません。
少数派の発言圧殺は絶対的な悪と考える私からすれば、
許すまじき面が含まれているからです。


新装開店。
以後はこちらへ。

なのはな家庭教師センター - 千葉県中部の家庭教師
先日創業した家庭教師センターです。
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
自己follow (かずさのすけ)
2006-12-29 04:55:59
はは、ちょっと前のblog entryで
実名晒してんの忘れてたわ。

アルツハイマー?

どこぞのNHKの番組によれば
「10時10分」の時計が描けなければ
アルツハイマーの疑いありらしいのだが。

しかし、わしゃ子供の頃から絵が下手で
きちんと描けたためしが無い。

わしゃ子供の頃からアルツハイマーの
疑いあり続けってことになるな。

まぁ、メンタルクリニックで処方されている
レボトミンなりソラナックスなりデパケンなり
レンドルミンなりベンザリンの副作用で
健忘になっている可能性はあるかな。

ただ、前はここまでひどくなかったから、
少なくとも飲みつづけてきたレンドルミンだけは
関係ないな…。



…先生が多忙すぎて、2chに爆破予告した者が
警察に逮捕されていたりする事例を知らなかっただけ
であることを祈りたい。

まぁ、それでも「重大な過失」との「謗り(そしり)」は
免れようがない気もするが…。

さて。
とりあえず、いったん切りますか。
 
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