(「【GA】戦国八犬伝」(江川達也 著))
「ケータイ漫画王国」にて配信中。
…単行本化を待っていたけど続きが出そうにないので。
この里見義実ならイケメン戦国武将として「BASARA」でも「無双」でも
出てきてOK。特に取り得はないけれど、呼べば「八犬士」集結。
一人だけどパワーは9人分。
初期の「スパロボ」で「ダンクーガ」使って「1体だけど精神パワーは4人分」
みたいな感じのキャラで。
自分、江川達也氏はあまり好きではないのだけど。
作品によっては「有り」だと思う派。
「家畜人ヤプー」はそれなりに。
「仮面ライダー」と「源氏物語」は”ちょっとそれはあんまりでしょう”
な中身でガッカリ。特に「仮面ライダー」は酷すぎ。
生理的に気持ち悪い話を劇画漫画化するには、江川氏は向いていると思う。
よほど気力有り余ってる時でないと全部は読めない「家畜人ヤプー」とか。
石ノ森先生の「家畜人ヤプー」はどこか石ノ森テイストで、小説にあるグロさが
そんなに出ていなくて。2巻以降のシュガー佐藤氏は、石ノ森風の絵なのに
表現の違いからかキモくて下品でグロい。
江川版ドリスと石ノ森版ドリスなら、江川版の方がエロ黒しい。
クララも現代風なら江川版の方がそれらしいかな。
リンは…両氏共に生理的嫌悪感有り過ぎ。
江川氏は、美形風男キャラでも中身が気持ち悪いか、外見も醜悪な男性か
そういう男を描くのは上手い。人間の「内面美」に対する「内面醜」。
「八犬伝」も読めば本当にエロ黒しい気持ち悪い部分も多々あるわけで。
そういう意味では江川氏の「戦国八犬伝」もアレなのだ。
駄目だと思いながらも読んでしまう麻薬のような内容で。
単行本として発売されたら絶対に部屋に置きたくない。
八犬伝本棚に他の八犬伝といっしょに置くなんてもっての他。
でも「読みたいから買ってしまう」と思う本。
江川達也版「八犬伝」は、そんな「八犬伝」。
(Bbmfマガジン ケータイコミック「戦国八犬伝」)
→ 「戦国八犬伝」
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