半年ぶりでございます。
お久しぶりです。花夜です。
仕事に忙殺されてとてもじゃないけどブログにまで手が回りませんでした。
それでも月に1冊は必ず増えていく「八犬伝」関連書物。
しばらくは、簡単バージョンなブログ更新で行こうと思います。
さて、恒例の「八犬伝」紹介&案内。今回は原典に限りなく忠実に翻訳。
でも未完の【南総里見八犬博】のご紹介。
「八犬伝」の原典を知るには岩波文庫が一番だってよく言われますけど、
実は私、この全10巻も完読はしてません。だって、会話が楽しくないんだもの。
JISS出版から出ていた分厚い完訳シリーズの「八犬博」は読みやすかったけど、
翻訳者が急死されたとかで未完のシリーズになってしまって・・・。
表紙イラスト(1巻~4巻)も綺麗だったし、本文中の挿絵も雰囲気があって
好きだったの。表紙イラスト(5巻・6巻)は別の人が描いているけど、
この絵も割と好き。初期のJUNEの詩のコーナーでイラスト描いてた人だから、
馴染みありすぎて・・・(笑)
私としては一番読みやすくて原作に忠実で濃い「八犬伝」でお奨めなのだけど
「未完」。哀しいなぁ・・・。
「少年少女文学全集」とかの「八犬伝」って、物語というよりもダイジェスト。
酷いのになると「より抜いて未完」なパターンっていうのもあるから。
中国文学モノにもそれは多いな。「水滸伝」とか「西遊記」とかが特に
そうなりやすいかも。集まったところで「まだまだ物語は続きますがひとまず完」。
で、ご丁寧に「みなさんがおおきくなったらくわしい本を読んでくださいね」
・・・・こっちは今読みたいんだよ、べらぼーめ。
と何度となく悪態をついた思い出の小学生時代がそこにあったり。
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