正々堂々blog

衆議院議員川内博史の日記。

知財戦略と黒豚

2004年11月24日 | Weblog
今週は、23日が休日だった為に、今日が最初の日記になります。

著作権法改正による音楽レコードの還流防止措置について、文化庁と税関(とレコード協会)との協議がなかなかまとまらないようで、本来10月下旬頃には発表される筈の通知(ガイドライン)が未だに発表されていません。
来年、1月1日の施行を前に現場が混乱をするのではないかと心配しています。

それから、鹿児島県産黒豚の偽装表示問題について、農林水産委員会での質問がいよいよ11月30日に決まりました。
この問題は話すと長くなるのですが、農水省から全農に対して、業務改善命令が出ているくらいに重要な問題です。安心・安全な食が叫ばれている中で、こともあろうに、日本の農業・生産者をしっかり守ってゆかなければならない立場の人達が、目先の利益につられて、偽装表示に手を貸すようなことをするのは許せないことです。

今、中国では、現地のお金持ち達が、日本の生産者が丹精込めて作った、安心・安全な農作物を、ものすごく高い値段で買い漁っているんです。
鹿児島の黒豚を始めとして、関アジ、関サバ、岡山の桃等、今やこの国は世界中のお金持ちが手に入れたがるブランド農林水産物の宝庫と言ってもいいでしょう!
そーです!!農林水産物も知的財産戦略が結びつく時代です!
でも、ぼくが今回、農水委員会で取り上げる鹿児島黒豚を始めとして、国内の食品市場は海賊食品であふれているのでは、と思われる状態です。
まず、国内から海賊食品を一掃して、真の安全・安心な食文化を確立することが、21世紀の食と農を守る第一歩になると信じています。

続編を期待して下さい。

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