恐るべし、自由民主党！！

第3次小泉改造内閣がスタートしました。

国と地方と合わせて1,000兆円にも上る財赤字をどうやって立て直していくのか？

政府・与党は、年末に向けて、三位一体、医療制度改革、政府系金融機関改革、公務員制度改革、歳出歳入改革等、まさしく改革大行進の様相で、平成18年度予算の政府原案をまとめていくわけですが、その中でぼくが注目している人物がいます。

中川秀直自民党政調会長です。

この4年半の小泉内閣を、国対委員長として支えて来た方です。

この方の最近の発言は要注意です。

民主党の中にも人脈を持ち、政府・与党・野党の間でバランスを考えた発言を繰り返し、政策的な対立軸を無くそうとしているかのようです。

彼は、2005年体制なる命名をし、民主党をあたかも閣外協力勢力扱いをしています。

小泉総理、竹中総務相、中川秀直政調会長、このトライアングルに対してどう対処していくのか？

前原代表に申し上げたいのは、「改革を競う」なんて言っていると、トライアングルに絡めとられて、民主党がどこにいるのか分からなくなってしまいますよ、って事です。

自民党という政党はとんでもない役者が揃っていますねぇ。