克ちゃんのスロースローライフ

金は無いが 時間と体力は十分あり。

下り坂の人生を「ゆっくり・のんびり」

    今が「青春」と前進中

知覧特攻平和会館企画展

2019-02-19 22:59:22 | エッセー

 今日から二十四節気の「雨水」に入る。雨水とは、降る雪が雨へと変わり

氷りが溶け出すころのこと。19日の近畿地方は朝からしとしとと雨が降り、早春の

あたたかな雨の感じがする。

 昨日は、天気も良く、大阪市内に出掛けた。目的は、読売大阪ビル地下一階の

「ギャラリー よみうり」で2月15日から開催されている「知覧特攻平和会館企画展」です。

 ご存知のことと思いますが、「知覧」は、昭和16年に太刀洗飛行学校知覧分教所が知覧町に

開校しました。戦闘機のパイロットを目指す若者たちが操縦訓練を重ねていましたが、戦況が

緊迫する中、昭和20年に本土最南端の特攻基地になりました。

 陸軍特別攻撃隊員として戦死した1036人の内、知覧から439人が出撃しました。

一人乗りの戦闘機に片道燃料のタンクと250㌔爆弾を両翼の下に装着し、敵艦に体当たりするために

沖縄に向け約2時間の死での旅に出たのです。

 この、特別攻撃隊の「振武隊」の中に大阪出身の36名の若者があり、会場内に写真が飾られていた。

 

 今回の企画展は、

    「恋人への最後の手紙」 穴澤利夫 大尉  23歳 福島県出身  

                      昭和20年4月12日    沖縄周辺洋上で戦死

    穴澤大尉は、飛行服のスカーフの内側に恋人のマフラーををまいて出撃した。学生時代に恋をし

    沢山の手紙のやり取りし結婚まで約束されていました。

 

    「大阪の家族へ」    池田元威 大尉  21歳 大阪市出身

                      昭和20年5月6日     沖縄周辺洋上で戦死

    池田大尉は、13歳の時父親を亡くし、14歳で陸軍幼年学校に入校し訓練に励んだ。戦況が悪化する中

    第56振武隊の隊長として沖縄に出撃した。

   恋人と家族に宛てた遺書の手紙の他、写真パネルが展示されていた。多くの方が、目頭を赤くされ食い入る

   様に手紙の文面を詠んでおられた。

    特攻隊員にとなった若者たちがどのように死を受け入れ、遺書や手紙に向き合ったか、戦争について

    又、平和の尊さについてついて考える機会となった。2月20日まで開催中です。

    会場で受領したパンフ

 

 出撃に向かう飛行機を見送る女学生

 

   

 

   

 

 

 

 

 

 


「霧氷の花」最高 金剛山

2019-02-13 11:18:21 | 山登り

 金剛山の霧氷に巡る日がやって来ました。

 2月2日の撮影会のブログに書きましたがもう一度金剛山の霧氷を

 見たいと思っていたところ、先日の12日、「金剛山の積雪状況」に

 「霧氷あり、積雪1㎝、気温-1度、12日晴れ」とあり早速、バイクで出掛けた。

 午前9時半に自宅を出る、観心寺付近で温度5度、小吹で4度、登山口で2度

 周りを見渡しても全く雪はない。折角来たなだからと思い登山開始。3合目付近から

 山に霧氷が見られ踏み出す足に力が入る。登りにつれ見事な霧氷や樹霜が見られた。

 青空に真っ白な霧氷は、山並みに見る景色は、「満開の吉野の桜」にも見えた。

 頂上の温度は、-1度、地面には雪もあり坂道の凍結はアイゼンなくては歩けない。

 今年最後?の霧氷を満喫して午後3時に帰宅した。

 5合目付近

白い桜満開

杉やヒノキも霧氷もきれい

吉野の桜のごとき見事

桜のように赤も良いが真っ白も絵になる景色

頂上の広場~16歳になる老犬も頂上を散歩中

中央の集合住宅は南花台付近

ヤマガラ

 

 樹氷・霧氷で有名な山は、奈良県吉野の「高見山 1248㍍」です。富士山に似た三角形の

 きれいな山ですが、最近の金剛山も登山道が整備され登りやすい山で樹氷・霧氷もきれいです。

 頂上付近ではまだまだ雪もあり、一度出掛けられてはどうでしょうか。

 


我が家の訪問者

2019-02-06 18:09:44 | 歳時記

 今年の我が家の訪問者を紹介します。

猫のひたいほどの庭も台風21号の影響により、樹齢30数年になる梅の樹が

折れ、又これも梅と同じく数十年になり見事な花を咲かせたフジの樹も折れ

寂しい限りです。梅の樹も数輪の花を申し訳なさそうに数輪が咲いています。

今頃は、メジロ・ヤマガラ・シジュウガラ・イソヒヨドリ・スズメなどにぎやかな庭も

数は少ないが、小鳥の訪問者を迎えています。

 以下をご覧ください。

 スズメ

 

ヤマガラ

]

スズメ

シジュウガラ

 

 小鳥の鳴き声を聞いていると「春はすぐそこまで」の感があります。今日はポカポカ陽気

 金剛山も葛城山も全く雪はありません。春一番が吹くまでにもう一度雪を見たいです。

 雪国の方には申し訳ありません。

 

 


写真クラブで雪の金剛山へ

2019-02-03 14:28:37 | 山登り

  昨日の2日(土)は、我が写真クラブ員6名で雪の金剛山に写真撮影に行った。

 河内長野駅からバスで千早ロープウェイ前へ、ここからロープウェイで山上駅まで。

 バスもロープウェイも超満員でした。前日の情報では、「積雪10センチ、気温-5度

 樹氷・霧氷あり」とのこと。千早赤阪村村に入ると見事な雪景色が飛び込んできた。

 情報通り、山は見事な雪景色でした。午前中、付近を撮影後、昼食は「村営香楠村」で、その後

 再び頂上の転法輪寺や葛城神社・ブナ林など散策後、再びロープウエイで下山、午後4時過ぎに

 全員元気に河内長野駅まで帰宅した。

雪の金剛山全景

樹氷

青空に霧氷の花

ウサギの足跡でしょうか

散策みちで見かけた光景

ほほえましい親子の姿

赤い防寒着の仲むつましい男女~白い雪に赤い防寒服が良く似合う。

展望台からの眺め~見事な霧氷が見られた。

 

我が家付近の眺め~写真中央の白い建物四棟が河内長野市大矢船の西町マンション

行き交うロープウエイ

休憩所のツララ

最後にブナ林の霧氷

 

 再度、金剛山に雪があれば登りたい気持ちです。この日午後は気温が上がり

 かなり樹氷や霧氷は消えていました。あと数日で「立春」雪は降るでしょうか。